ディスクロージャーやFKJ、近年ではトム・ミッシュ、ロイル・カーナーらとのコラボで勢いに乗るジョーダン・ラカイの3作目。マルチ・プレイヤーらしい緻密なトラックメイクも肩肘張らない柔らかな歌唱も一段とスケールアップ。活動の拠点を構えるロンドンの旬なシーンで醸成された音楽性は〈新世代ネオ・ソウル〉を体現するものだろう。なかでも先行曲“Mind's Eye”の心地良さときたら……。