アンダーワールドとのコラボEPに続く3年ぶりのソロ新作は、重厚な映画のスコアのようなジャズ~アンビエントをバックに雰囲気のある語りやポエトリーを披露する異色の内容に。ギタリスト/映像作家のノヴェラーと、パン・アムステルダム“Mobile”にイギーを招いていたレロン・トーマスの2人がプロデュースを担当。ボウイ似の口調で迫る“James Bond”やルー・リードの遺した詩の朗読も含め、知的な薫りの漂う一枚だ。