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1. 出身地と音楽活動を始めたきっかけ(バンドであれば結成のいきさつ)について教えてください。

「ヴォーカルのJ(ジェイ)、キーボード/ギターのLou Toco(ロウ ・トコ)は東京、サンプラー/DJのRickey(リッキー)はイギリス・ロンドン出身です。

JとTocoは6歳でクラシックピアノを共に始め、Jはバンドへ、TocoはDJという別の音楽の道に進みました。その後にDJとして東京を中心に活躍していたRickeyと出会い、その際に偶然Tocoが制作したデモ音源を聴き共にバンド結成を決意。2020年にエレクトロニックバンド〈JADHU(ジャドゥー)〉を結成しました」

2. 現在の音楽性に影響を与えたと思うアーティストや楽曲は?

Kraak & Smaak ”Squeeze Me (feat. Ben Westbeech) ”

Oliver Cheatham ”Get Down Saturday Night”

Infected Mushroom ”Dancing With Kadafi”

The Wispers ”And The Beat Goes On”

Chick Corea ”Got A Match”

3. 今回TOWER DOORSで紹介した曲はどんなふうに生まれた曲で、どんなことを表現していますか?

“Lightworker”

「新しいけど懐かしい。そして景色が思い浮かぶ曲をエレクトロニックミュージックで表現することを基本的にはベースにしています。 聞く人によってはサンセットを想像したり、聞く人によっては夜にドライブをしている風景を想像したり、人それぞれの心の中にある情景を引き出せるような音楽を表現出来ればと思い普段から楽曲制作しています。皆が聞いて同じことを思うよりも表現に余白をつけ、聞いた人によって見える景色が違うのも音楽の一つの面白さだと思っております」

4. 交流のあるアーティストでいま注目しているのは?

「仲の良い友人だとHVNS(ハンズ)君ですね。 彼の曲はSeventh Wonder、starRoなどの世界的DJのミックスで使われたり、Ghost LoftやSonny Wartonのリミックスをオフィシャルで担当したりしているNY生まれハワイ育ちのテクノミュージシャンで、Steve AokiのDim Mak RecordsからJersey ClubのプロデューサーR3LLと一緒に曲をリリースしたりワールドワイドに活動している世界標準のジャパニーズアーティストですね。知っている人は知っていると思います。ダンスミュージック好きな方は是非チェックしてみて欲しいです」

5. TOWER DOORSは新しい音楽との出会いを提供することをコンセプトとするメディアですが、あなたが最近出会った新しい音楽は?

「最近日本に越してきたロンドンのWEIRD PACKっていう双子のHIP HOPアーティストですね。メンバーのTocoの友人でもありますし、Rickeyと同じロンドン出身なので普段から一緒に遊んだり制作したり良い影響をもらってます」

「Tocoの別名義のテクノデュオ〈MANALO(マナロ)〉にて彼らと共同制作しているリリース予定のキラートラックが沢山あるので、テクノやハウス好きな方はとりあえずチェックして欲しいですね。とか言いながらMANALOはまだ1stを出していないのでリリースした際はまた報告させて下さい。笑 」

6. ライブやリリースといった今後の活動や、やってみたいことなど、これからの展望について教えてください。

「今年はJリーグ東京ヴェルディの2020 Official Concept Movieにて楽曲提供させて頂いたり、Abema TVにも出演させて頂き沢山の反響がありました」

「様々なジャンルやアートに触れることで見えてくる音楽の魅力、可能性を常に掘り下げ、邦楽でも洋楽でもないJADHUというジャンルが少しでも皆様の心に届けば本望です。 デビューしたばかりということもあり、リリース予定の楽曲やMV、ライブが多数控えています。SNS等で今後のインフォーメーションは常に発信していくので、InstagramTwitterも是非チェックしてみて下さい」