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7. ユートピア 〜悪のウイルス〜(Amazon Prime Video)

7位の「ユートピア 〜悪のウイルス〜」はイギリスで作られたドラマのアメリカ版です。残念ながら、ヒットしなかったみたいで、これからおもしろくなるというところで、打ち切りが決定してしまいました。ウイルス、IT会社、陰謀論、オタクなど、今の社会状況をいちばん反映しているSFドラマだったのに残念です。続きは観られないですけど〈えー主人公がそんなことするの!〉というとんでもない展開は楽しめると思いますので、観てみてください。僕は仕方がないので、イギリス版でシーズン2を観てみることにしてみます。

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6. セックス・エデュケーション(Netflix​)

6位。海外ドラマって、アメリカものが話題になりやすいんですけど、僕は結構イギリスものが好きです。音楽もそうなんですけど、イナタい感じがいいんですよね。「セックス・エデュケーション」もイギリスもので、しかも青春ものなんです。腐女子の人たちは、アメリカのドラマよりイケメン俳優が多く出演しているからかイギリス産の方にグッときますよね。まさにそんなドラマです。このドラマを観てると今のイギリスの若者たちはLGBTQ、マイノリティーなどの問題をとうの昔に解決してるんですよ。でも、僕らにとっては未来のような世界で暮らしていても、みんなすごく悩んでいるというのがこのドラマの醍醐味かな。結局悩みなんていつも一緒なんだよなと考えさせられます。

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5. トゥルース・シーカーズ 〜俺たち、パラノーマル解決隊〜(Amazon Prime Video)

大ヒットした「ストレンジャー・シングス」のおもしろさって、今までのSF映画のてんこ盛りみたいなところにあると思うのですが、5位の「トゥルース・シーカーズ 〜俺たち、パラノーマル解決隊〜」もまさにそんな作品です。

でも、出ている人たちがニック・フロストとサイモン・ペッグで、B級、お笑いに寄せていってるところに引きつけられます。そして 「ゴーストバスターズ」を下地にしてるところが最高なんです。

シーズン1はニック・フロストを中心に、これから始まるシーズン2は脇役だったサイモン・ペッグを中心に話が展開していきそうです。シーズン1は超常現象なんかやっぱないよ、でも……みたいなオチで楽しませてくれていましたが、シーズン2は神様いるんだ、超常現象大肯定みたいなストーリーになっていくのかなと思ってます。話がでかくなりそうで、目が離せません。

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4. ザ・ボーイズ(Amazon Prime Video)

日本ではなぜか作られにくい(ダウンタウン松本さんの「大日本人」がありますが)、ヒーローの裏側というか、本当のヒーローものというか、もし現実の世界にヒーローがいたらどうなるの?という話をドラマにした「ザ・ボーイズ」。この手の話だと「ウォッチメン」という傑作があるんですが、この「ザ・ボーイズ」はヒーローをバンドのメンバーみたいに描いているのがミソなんです。

〈ボーイズ〉って、ビートルズなんかがマネージャーに「うちのボーイズがね」(めっちゃゲイぽいでしょ)って言われたことから始まった、アイドル・バンドのメンバーに言う業界用語なんです。ヒーローがいたとしても、そいつらはきっとロック・バンドのメンバーみたいにむちゃくちゃであかん奴だろという発想から始まったドラマなんだと思います。ヒーローものはちょっとという人も、音楽もののドキュメンタリーとして観たらハマれます。

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