昨年末のEP『2099』を挿んで、在NYの鍵盤奏者が4年ぶりのフル・アルバムがリリース。煌めくシンセを活かした重厚でフューチャリスティックなビート・ミュージックへの傾倒をさらに深め、攻めまくったバキバキのサウンドは超ダイナミックで非常にかっこいい。ポール・ウィルソンやトパーズ・ジョーンズら馴染みの顔ぶれのほか、アート・リンゼイやマーク・ジュリアナ、羽鳥美保ら大物たちを招いたコラボレーションも聴きどころだ。