どうも和賀です。何気に秋から冬へのこの季節が一年で一番好きな気がしてます。長袖着れるし、ご飯も美味しいし。家で音楽をゆったり聴くにも良い季節ですよね。最近オーブンレンジを買ったんです。ちょっと良いやつ。そしたらあまりにも便利で本当驚きました。2つのものを同時に温められるとか。飲み物の温めも絶妙。我が家のルール?で、家電を買い換える時は極力上位モデル的なやつを買うっていうのがあるんですけど、これマジで外れがないので是非。とまあ全然関係ない話をしたところで、曲紹介に行きましょう。
はじめは大橋ちっぽけの“嫌でもね”。海外ロック/ポップス風のサウンド感と、リズミカルでキャッチー、人懐っこく親しみやすいメロディーが絶妙なバランスの一曲。大橋ちっぽけさんは、“常緑”などもそうですが思わず口ずさみたくなるような歌詞とメロの組み合わせが天才的だなと思います。サビで方言っぽい歌詞になるのが聴いた瞬間から耳に残り、現代にフィットしているなーと思う反面、何年後に聴いても良い楽曲だなと思えるポップスとしての強さもあって大好きですね。あとMVで着られている服のセンスが凄いので一見の価値ありだと思います。俺もあれ欲しい。
次はMidnight Grand Orchestraの『Overture』より“Allegro”。先日の配信ライヴのクオリティがあまりにも素晴らしく、新しいライヴ/エンターテイメントの形を提供してくれたイノタクさんと星街すいせいさんのミドグラですが、この曲は生ストリングス&ドラムンベースをフィーチャーした、いわゆるみんな大好き!な最高に格好良いナンバーです。爽快感のあるメロはもちろん、曲の構成も素晴らしく、ポスト・ロックなんかを聴いて育ってきたバンドマンにもブッ刺さるような高揚感があって最高です。しかし、歌詞に〈音楽〉って言葉が出てくる音楽って名曲が多いの不思議ですね。
3つ目はマハラージャンの“持たざる者”。この曲大好きなんですよー! 〈ジェイソン村田〉って誰だよ!?っていう……。この曲に限らずマハラージャンさんの曲は歌詞が天才ですよね。何気に“いいことがしたい”の頃からずっと追ってる好きなアーティストです。キャッチーの権化。ファンクってちょっとおもしろい歌詞の曲多いの不思議なんですけど(相性良いんですよね……)、それはさておき演奏のキレも素晴らしく、思わず身体が動くこと間違いなしです。余談ですが、MV撮影されてるカラフルなビル、どこかで見覚えがあるような………!?
最後はポーター・ロビンソンの“Everything Goes On”。何もかもあまりにも良すぎて語れることが逆に無いんですけど、あえてただ一つピックするなら、この歌詞にとても共感しました。ぜひ和訳したりして聴いてほしいなと思います。
今日はこのへんで。それではね。
yuxuki waga
サウンド・プロデューサーの佐藤純一とkevin mitsunaga、ヴォーカリストのtowanaと組んだユニット、fhánaのギターなどを担当。アルバム『Cipher』(ランティス)も大好評のなか、この9月から〈fhána Billboard Live Tour 2022 Autumn〉がスタートしたばかり。詳細は〈http://fhana.jp/〉でご確認を!