fhánaのいろいろな音を担当している、kevin mitsunaga(ケビン ミツナガ)です。夏から秋への季節の変化が急すぎてビビっているこのごろ。運動不足が祟って体調を崩しやすくなっているので、ランニングやウォーキングなどで運動不足を解消しなきゃと思っております。スポーツの秋ですしね! でも黙々と走るだけなのは辛い! なんとかしたい! ならば音楽だ! ……ということで、今回は運動にピッタリなノリノリな楽曲ということで、ちょっと懐かしいフィルター・ハウス(フレンチ・ハウス)楽曲を紹介したいと思います。

BENJAMIN DIAMOND 『Strange Attitude』 Diamond Traxx(2000)

 まずは1曲目、ベンジャミン・ダイアモンドの“Little Scare”。ダフト・パンクのトーマ・バンガルテルと組んだユニット=スターダストで98年にデビューし、ヴォーカリストとして一躍有名となった彼は、当時のフレンチ・タッチ・シーンにおける重要なシンガーでした。“Little Scare”はストレートで爽やかな4つ打ちが光る、まさにランニング向きな楽曲。コレ聴きながらだったらいつまでも走っていられそうです。

i-dep 『Super Departure』 Aztribe(2006)

 続いて2曲目、i-dep“Don’t stop”。日本人だって負けてないぞ! ナカムラヒロシ氏率いるi-depの“Don’t stop”はウォーキングにピッタリな楽曲。小気味よくておしゃれでチャーミング、気分がアガります。以前にも本連載でi-depの楽曲を紹介しましたが、どの曲もポップで身体が動き出しますね。しかもこの曲名、まさにスポーツにピッタリです。

MODJO 『Modjo』 Barclay(2001)

 3曲目は、モジョの“Chillin’”。ヨーロッパ各地で大ヒットを記録した、超アッパーな一曲。流石はフレンチ・フィルター・ハウスの大御所といった感じの楽曲です。ホーン・セクションがカットアップされたリフもものすごい高揚感。これ聴きながらランニングしたら足が疲れていてもスピード上げてしまいそう。クラブででっかい音量で聴きながら踊りたい!!

 さて、いかがだったでしょうか。2000年代周辺のフィルター・ハウス(フレンチ・ハウス)はやっぱり気持ちよくて否応なくテンション上がりますね。身体が勝手に動き出すような楽曲ばかりでスポーツと相性バッチリ。この秋はみんな音楽を聴きながら運動だ!

 皆さんのオススメの楽曲があったらぜひSNSなどで教えてください! それではまた次回お会いしましょう! またね!

 


kevin mitsunaga
佐藤純一、towanaと組んだユニット、fhánaのいろいろな音を担当。fhánaとしては、デビュー10周年ベスト・アルバム『There Is The Light』(Lantis)の発表、スペシャル・ライヴの開催に続き、記念すべき年を締め括るメジャー・ファーストEP『Beautiful Dreamer』が12月20日にリリース決定! 最新情報は〈http://fhana.jp/〉にて!