互いの世界が融合したSTUTSとの理想的コラボ
――アルバム本編の最後を飾る“A Little Life”も美しくて、今回のアルバムのテーマを集約したような曲だなと感じました。
「そうだね。アルバムは“Flowers”でスタートして“A Little Life”で終わらせると最初から考えていた。最初に同じようなことを言ったけど、今回のアルバムでは、かつて子供だった自分が大人になって結婚して、子供が生まれて、そして自分には親もいて……という生命のサイクルみたいなものを描いている。
もちろん将来に対しての明るい希望も歌っているけど、楽しくてファンキーな曲で終わらせるのではなく、改めて自分を見つめ直すような、映画で言うならエンドロールで流れるような曲にしたかった。今の自分はここにいるんだ!っていうようなね。そんな曲で終わらせたかった」
――日本盤にはSTUTSとコラボした“Celebrate”がボーナストラックとして収録されています。彼とはどのような経緯で一緒に曲を作ることになったのでしょうか?
「去年の11月にレコード会社の人に会うために日本に行った時、ショウケースライブをやって、そこでSTUTSと会った。
その日は時差ボケもあって、夜の12時ぐらいだったけど、彼のポッドキャストに出た後、一緒に(音楽を)やろうよってことになって。深夜に2時間くらいレコーディングして、2曲録ったうちの1曲がこれだった。
お互い育った環境も生きている世界も違うけど、音楽面でもヒップホップとか似たようなものが好きで影響を受けていて、ふたつの世界がひとつになったという感覚だった。MPCを駆使してやっている彼の音楽もすごくいいよね。楽しい作業で、オーガニックなコラボレーションだったよ」
――では最後に。アビー・ロード・スタジオ初のレジデントアーティストとなったと聞きましたが、これは具体的にどのような待遇なのでしょうか?
「アビー・ロード・スタジオを1年間、自由に使っていいという鍵をもらったんだ。いつでも好きな時に鍵を開けてスタジオでやりたいことをやっていいと。なので、これからはスタジオでもっと曲を書いたり、いろんなジャンルの人たちとコラボしたいし、若いミュージシャンたちとも一緒に音楽をやっていきたい。若い人たちにとってはアビー・ロードのような(伝統のある)スタジオで音楽をやる機会ってなかなかないからね。そこでソングライティングセッションやワークショップのようなことをやれたらと思っている。
自分は今までベッドルームでビートを作ってきたけど、そんな自分がこの世界で最も有名なスタジオで自由に音楽ができるようになった。何をやってもいいって、考えてみるとすごいことだよね」
RELEASE INFORMATION
リリース日:2024年5月10日(金)
品番:UCCM-1274
フォーマット:SHM-CD
価格:2,860円(税込)
配信リンク:https://lnk.to/Jordan_Rakei_THELOOP
1. Flowers
2. Freedom
3. Friend Or Foe
4. Forgive
5. Royal
6. Trust
7. State Of Mind
8. Hopes And Dreams
9. Learning
10. Cages
11. Everything Everything
12. Miracle
13. A Little Life
14. Celebrate (feat. STUTS) ※日本盤限定ボーナストラック
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