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リイシューで迎える猛暑の前触れ

VARIOUS ARTISTS 『Didn’t I Blow Your Mind? Thom Bell Sound Of Philadelphia Soul 1969-1983』 Kent(2024)

 てなわけで……リイシューは永遠です。まずは2022年に逝去したフィリーの巨匠、トム・ベルの名仕事集『Didn’t I Blow Your Mind? Thom Bell Sound Of Philadelphia Soul 1969-1983』(Kent)を推薦。デルフォニックスやスタイリスティックスの定番はもちろん、ニュー・ヨーク・シティ“Take My Hand”(74年)やベル&ジェイムズ“Nobody Knows It”(79年)などの見過ごされがちな逸曲がピックされているのもポイントでしょう。

THE SALSOUL ORCHESTRA 『It’s Good For The Soul: The Vince Montana Years 1975-1978』 SoulMusic(2024)

 お次は、ヴィンス・モンタナ在籍期のサルソウル・オーケストラ音源を集大成した8CDセット『It’s Good For The Soul: The Vince Montana Years 1975-1978』(SoulMusic)をご紹介。チャロらとの連名作やサルソウル・ストリングス名義作、膨大なボートラ群が整えられたアーカイヴ感に惹かれる人は要注目です。

TAANA GARDNER 『When You Touch Me: The West End Recordings』 SoulMusic(2024)

 そして、ラリー・レヴァンのガラージ文脈や後年のブギーまで幅広い流れで愛されるターナ・ガードナーのウエスト・エンド全曲集『When You Touch Me: The West End Recordings』(SoulMusic)は普通に最高! *出嶌孝次