人間椅子が、約2年ぶりとなるニューアルバム『まほろば』を2025年11月19日(水)にリリースする。
2024年、バンド生活35周年のアニバーサリーイヤーを迎えた人間椅子。30周年以来、約5年ぶりとなるライブ映像作品「バンド生活三十五年 怪奇と幻想」や過去作のアナログ盤のリリース、和嶋慎治の自選詩集「無情のスキャット」の刊行、大型夏フェスへの出演、1年のうちに全国ツアーを2回開催するなど精力的な活動を行っていた。
そして、バンド生活36年目を迎えた今年、通算24枚目となるオリジナルアルバム『まほろば』がついに完成した。アルバムの詳細やジャケットなどは今後発表予定だという。
『まほろば』のコンセプトについて語った和嶋慎治のコメントは以下のとおり。
まほろば──「素晴らしい場所」「住みやすい場所」という意味の日本の古語。楽園。理想郷。古事記にも出てくる言葉──。
世界は大きな転換期にある。そのことは、アルバム『苦楽』『色即是空』のコンセプトにおいても、述べたかと思います。そうして実際に、時代はますますきな臭く、不穏な空気が漂い出しています。具体的な我々の生活にしても、なかなか良くなる兆しはありません。我々は、ひいては世界は、どこに向かおうとしているのでしょうか。
こうした時代にあって、アーティストは何をするべきなのでしょう。かつてのカウンターカルチャーの担い手たちの一部は、政治的発言を声高にしていました。しかしながら現今、ことに日本においては、いたずらに分断、対立を生むだけのように思えます。さりげなく警鐘を鳴らす? 確かにひとつのやり方には違いありません。ですが、その作品に触れることによってただ憂鬱な気持ちになってしまうのでは、元も子もありません。
人間は、明日を見なくては生きていけません。有り体にいうと、夢や希望です。素晴らしい世界がいつかきっと到来する、そう思わないでは生きていけないのが、ごく自然な人間の姿だと思います。
人間椅子の音楽は、暗さ、重さを身上とするものですが、このような時代だからこそ、その中に一片の明るさ、可能性、未来への期待を込めたいと、今アルバムでは考えます。よってアルバムタイトルを、理想郷を表す『まほろば』にした次第です。数々の作品の題名になっている言葉ではありますが、人間椅子は日本語にこだわっているバンドです。日本の文化への尊敬、感謝、また存続を切望する意味でも、いにしえの日本語『まほろば』を、あえてタイトルとさせていただきました。
今アルバムが、皆さまの何らかの慰めになれば幸いです。
また、『まほろば』を引っ提げた全国ツアーの開催も決定した。11月24日(月・祝)に和嶋慎治と鈴木研一の地元である青森県弘前市での公演を皮切りに、9都市9公演が予定されている。
バンドとして年々鋭さが増している人間椅子。混迷を極める日本で3人はどんな音楽を歌い鳴らすのか。『まほろば』は、2025年に聴かなければならない作品となりそうだ。
RELEASE INFORMATION
リリース日:2025年11月19日(水)
品番:TKCA-75306
価格:3,000円(税込)
※13曲収録予定
LIVE INFORMATION
アルバム発売記念ワンマンツアー(仮)
2025年11月24日(月・祝)青森・弘前 KEEP THE BEAT
2025年11月27日(木)北海道・札幌 PENNY LANE 24
2025年11月29日(土)青森・青森 Quarter
2025年12月1日(月)宮城・仙台 Rensa
2025年12月4日(木)大阪・心斎橋 BIGCAT
2025年12月8日(月)福岡・福岡 DRUM Be-1
2025年12月10日(水)愛知・名古屋 Electric Lady Land
2025年12月13日(土)香川・高松 OLIVE HALL
2025年12月17日(水)東京 ・Zepp Haneda (TOKYO)
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