ジャングリーなローファイ・ポップを展開した初作から、昨年の2作目でテイム・インパラ系のサイケ・ロックへと舵を切ったロンドンの3人組。NYレコーディングによるこのサード・アルバムでは、パーケイ・コーツをブレイクさせたジョナサン・シェンケの助力を得て、前作の路線にノーウェイヴっぽい先鋭性をプラスしている。その結果、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドへの愛がダダ漏れじゃないか!