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ソウルフルでハスキーな歌、ド迫力のヴィジュアル、そしてガレージ・ロックやブルース色の濃い演奏……と、アラバマ・シェイクス指数高めの新人歌手。レトロ感もあるんだけど、どこか新しいな~と思ったら、マーク・ロンソンらがプロデュースに関与していた! ブレイクの予感がビンビンする処女作だ。
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アラバマ・シェイクスと同じくラフ・トレードのジェフ・トラヴィスに見い出され、彼女たちの前座も経験している4人組。オルタナ・カントリーの系譜に属するような音を作っているのだが、このような作品がラフトレから出るというのも、マムフォード&サンズらの流れとリンクしているようでおもしろい。
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UKブルース・ロックの新世代で、言うなれば〈ポスト20-20s〉といった感じか。ホワイト・ストライプス経由でブルースにハマったという彼らが鳴らすのは、グランジ回帰ムードも纏ったハードな音。ワン・リトル・インディアンからのEPヒットを受け、この初アルバムでメジャー・デビューを飾ったばかりだ。
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オクラホマの自作自演シンガーによる2作目。ロックンロールに傾倒したサウンドをベースとしていて、リヴァーブの効いたギター音やまっすぐなヴォーカルが50年代のロックンローラーを思わせるが、当人はリトル・リチャードなどと同時にピクシーズにも多大な影響を受けてきたというから興味深い。
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2枚の自主盤を経て本作で全米デビュー。ギター&ドラムス編成のブルース・ガレージ・デュオということもあって、ブラック・キーズを思い出さずにはいられない。フロリダ~シカゴ~カリフォルニアと拠点を変え、タフな環境で腕を磨いてきたからか、20代ながら妙に貫禄があり、スロウ曲での深みが凄い。
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THE JON SPENCER BLUES EXPLOSION Freedom Tower:No Wave Dance Party 2015 Mom+Pop/ソニー(2015)
オールドタイミーなブルースをヒップホップ世代のオルタナ・ロックに橋渡しした重要グループ。彼らが後進のガレージ系バンドの指標となったことは想像に難くない。アラバマ・シェイクスの2作目とほぼ同時期にこの復帰第2弾が登場したのは、偶然か、必然か。