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1. 出身地と音楽活動を始めたきっかけ(バンドであれば結成のいきさつ)について教えてください。

「もともとPale Beachとしてソロで活動していたHideを中心に、同じ音楽サークルに所属していたメンバーで結成しました」

2. 現在の音楽性に影響を与えたと思うアーティストや楽曲は?

The CureThe Jesus And Mary Chainなどの80年代UKのバンド、00年代以降だとThe Pains Of Being Pure at HeartAlvvaysの影響を受けています」

3. 今回TOWER DOORSで紹介した曲はどんなふうに生まれた曲で、どんなことを表現していますか?

“Smoke from Cigarettes”

「The Pains Of Being Pure at HeartやexloversJoanna Gruesomeなどに象徴される疾走感のあるビートとノイジーなギターに男女ツインヴォーカルを乗せた楽曲で、ティーン特有の形容し難い焦燥感を表現しました。

レコーディングの前には、メンバー全員で映画『パロアルト・ストーリー』(原題:Palo Alto)を鑑賞しました」

 

4. 交流のあるアーティストでいま注目しているのは?

「1年ほど前に初ライブで共演した台湾のI Mean Usというバンド。

ドリーム・ポップやシューゲイズといった一般的には馴染みの薄いルーツを持ちながら、国内外で既に多くの支持を集めていて、楽曲だけでなく、Instagramを活用したヴィジュアル面での表現にも注目しています」

5. TOWER DOORSは新しい音楽との出会いを提供することをコンセプトとするメディアですが、あなたが最近出会った新しい音楽は?

FRITZ “Summer Holiday”

「ニューカッスル(オーストラリア)の20歳の女の子のソロプロジェクトで、AlvvaysやBest Coastを彷彿とさせる気怠いサーフ・ポップで良いです。

Morningwhimの活動も宅録で作った曲をSoundCloudに公開したことがきっかけでしたが、誰でも簡単に家で曲を録って公開できる時代はとても刺激的で面白いと思います」

6. ライブやリリースといった今後の活動や、やってみたいことなど、これからの展望について教えてください。

「〈日本のバンド〉という枠を超えて、今後も世界に向けて発信していきたいです。世界情勢が落ち着いた頃には、目標の一つである海外での公演を実現させたいです」