前オリジナル作『A Bigger Bang』から『Hackney Diamonds』に至るまでの軌跡を一部紹介!

前作『Bridges To Babylon』(97年)から8年ぶりとなった21世紀最初のオリジナル・アルバム。引き続きドン・ウォズが共同プロデュースにあたり、当時のガレージ・リヴァイヴァルに呼応したシャープな雰囲気もあり。ロニーの関与が10曲に止まる一方、ミックのベースやスライド・ギター演奏もあって、いつもと違うバランスが楽しめる。

2006年秋にNYのビーコン・シアターで行われた2公演を素材とするマーティン・スコセッシ監督作のサントラ。シアター・ライヴならではの臨場感が刻み込まれたライヴ作品で、客演したジャック・ホワイト、バディ・ガイ、クリスティーナ・アギレラとの各コラボも聴きどころ。

〈運命に愛された男〉のソロ7作目。ダリル・ジョーンズらストーンズ人脈からフェイセズのイアン・マクレガン、スラッシュ、フリーらを招き、心地良いノリと気安い歌唱で仲間に愛された男の懐深さを見せる。この後にはチャック・ベリーとジミー・リードのトリビュート作品も発表。

実に23年ぶりのソロ作となったサード・アルバム。共同制作を務めたスティーヴ・ジョーダンを筆頭に、故ボビー・キーズも含むエクスペンシヴ・ワイノーズの面々がバックを固め、レゲエやカントリー、ブルースを内包したキースならではのロックンロール作法が全開だ。ノラ・ジョーンズと共作/共演した“Illusion”も光っている。

過去最長となる11年のブランクを経たスタジオ・アルバムは全曲がブルースのカヴァー。ミックはヴォーカルとハープに専念し、キースのリード歌唱もないなど、3日間でレコーディングを済ませた関係か、シンプルでロウな作りが逆にバンド本来の個性を剥き身にしてくる。エリック・クラプトン、ジム・ケルトナーの客演もポイント。

サプライズ登場した10年ぶりのソロ名義シングル(その間にはスーパーヘヴィーでの活動も……)。ミックやストーンズのサポートでお馴染みのマット・クリフォードが共同プロデュースを務め、本隊ではもうやらなそうな“England Lost”のファンキーな粘っこさが良い。

63年から65年にかけてBBCのさまざまなラジオ番組で放送されたスタジオ・ライヴのパフォーマンスをコンパイルした一枚。ロックンロールやブルースを主軸にした粗削りな瑞々しさは天下を取る前ならではの様子で、『Blue & Lonesome』の原点という位置付けでも楽しめる内容だ。

デンマーク放送協会発祥のアンサンブル(2019年からは狭間美穂が首席指揮者を務めている)と、同地での下積み経験もあるチャーリーが、2010年にコペンハーゲンのホールで録音したライヴ盤。ベースに旧友デイヴ・グリーンを迎え、ストーンズ曲も交えてジャジーに聴かせる。

70年代から5つのディケイドに跨る代表曲を満載した最新ベスト盤。『Forty Licks』(02年)からの“Don't Stop”、『GRRR!』(12年)からの“One More Shot”と“Doom And Gloom”といった過去ベスト盤用のシングルも収めた親切設計だ。3CD版ではエド・シーランやデイヴ・グロールらとの共演を含む2013~18年のライヴ音源も目玉!

“Angie”や“Doo Doo Doo Doo Doo(Heartbreaker)”を生んだ73年作は、このデラックス化によって47年ぶりに全英1位を再獲得! 本編をジャイルズ・マーティンの新ミックスで蘇らせ、ジミー・ペイジとのコラボやミック・テイラー共作の“Criss Cross”などの未発表音源も満載。

かの“Start Me Up”で名高い81年作に70年代の薫り高い9つの未発表音源を加えた40周年記念盤。シャイ・ライツのカヴァー“Troubles A' Comin”などが堪能できるほか、スーパー・デラックス版では〈Still Life - Wembley Stadium 1982〉と題されたライヴ盤も楽しめる。

77年の『Love You Live』にも一部が収められた、77年3月4日と5日にカナダはトロントのクラブで行われたシークレット・ライヴの模様を収めたライヴ盤。300人規模の会場というシチュエーションも手伝って、定番曲からブルースまでを生々しい演奏で豪快に響かせる。『Tattoo You』(81年)に収録される“Worried About You”も披露。