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AL WILSON
“Show And Tell”で知られる名シンガーの、ロッキー・ロードでの3タイトルが復刻!

 今回の〈百発百中〉にあたって新規リイシューされる10タイトルのうち、目玉のひとつとなるのがアル・ウィルソンのロッキー・ロード音源3タイトルだろう。これまでも初期の『Searching For The Dolphins』(69年)がリイシューで評判を呼んだり、ロードショウに残したフィラデルフィア録音の隠れ名盤『Count The Days』(79年)が世界初CD化されるなど、時を経るごとに評価の進んできた観もあるが、彼のもっともポピュラーな一曲だったはずの全米No.1ヒット“Show And Tell”(73年)を生んだロッキー・ロードの時代は、逆に入手困難な状況が顕在化していた。それだけに今回のリイシューは初めて全盛期のアル・ウィルソンに触れる良い機会にもなるはずだ。

 1939年にミシシッピ州メリディアンで生まれた彼は66年にソウル・シティと契約。68年にオスカー・ブラウンJrのカヴァーとなる“The Snake”がデビュー・ヒットとなっている。そこから間を空けて入社したのがロッキー・ロードで、ここでは73年にリオン・ウェア制作のメロウ・チューンも含む通算2作目『Weighing In』をリリース。そして同年の“Show And Tell”が全米1位を獲得したのを受け、すぐさま作られたのが同名の3作目『Show ANd Tell』だったというわけだ。そして74年にはジョニー・ブリストルのプロデュースを得たグルーヴィーな4作目『La La Peace Song』を残している。いずれの作品も彼の濃い口なヴォーカルとノリの良い身のこなしが存分に楽しめる内容に仕上がっているので、70年代の空気を伝える充実の作品群としてチェックしてみてほしい。

8月20日にリイシューされるアル・ウィルソンの作品。
左から、73年作『Weighing In』『Show And Tell』、74年作『La La Peace Song』(すべてRocky Road/OCTAVE-LAB)