RELATED DISCS
「Michael/マイケル」を存分に楽しむために予習しておきたい作品たち

VARIOUS ARTISTS 『Jersey Boys』 Rhino/ワーナー(2014)

フォー・シーズンズの経歴に基づいたミュージカルをグレアム・キングの製作でクリント・イーストウッド監督が映画化したヒット作「ジャージー・ボーイズ」のサントラ。メンバーのボブ・ゴーディオがマイケルの“Morning Glow”を手掛けた縁も。

 

JACKIE WILSON 『The History Of Jackie Wilson』 Solid(2014)

ベリー・ゴーディJrと組んで50年代から活躍した〈ミスター・エキサイトメント〉は、派手なステージングでマイケルに影響を与えた先人のひとり。“Doggin’ Around”を取り上げたこともあるマイケルは、『Thriller』でのグラミー受賞を彼に捧げていた。

 

JAMES BROWN 『20 All Time Greatest Hits』 UMC(1991)

マイケルが6歳の頃から夢中になってTVを観ていたという〈ショウビズ界一の働き者〉。華麗なフットワークやパーカッシヴなヴォーカル表現に多大なインスパイアを受けたマイケルは、モータウンのオーディションで“I Got The Feelin'”を披露した。

 

GLADYS KNIGHT & THE PIPS 『The Definitive Collection』 Motown(2008)

兄たちとのグループで“I Heard It Though The Grapevine”をヒットさせたグラディスは、ジャクソン5の可能性を早い段階で見抜いていた一人。ひと足先にモータウンを離れるも交流は続き、グラディスはマイケルの30周年記念ライヴに招かれていた。

 

VARIOUS ARTISTS 『Satisfaction Guaranteed!: Motown Guys 1961-1969』 Ace/Kent(2014)

ジャクソン5をモータウンに導くも、当時はその役割が表立っては伏せられていたボビー・テイラーだが、ジャクソン5初期の素晴らしいレコーディングをプロデュースした功績は大きい。アーティストとしての姿はこのコンピなどで確認できる。

 

ジーン・ケリー, スタンリー・ドーネン 『雨に唄えば 製作60周年記念リマスター版』 ワーナー・ホーム・ビデオ(2012)

MGMミュージカル映画の黄金時代を象徴する52年公開の名作で、雨の中で傘を持って歌い踊る場面が有名なジーン・ケリーの代表作。マイケルに白いソックスとローファーを履くよう助言したという偉大なエンターテイナーからの影響の大きさは明らかだ。

 

THE FIVE STAIRSTEPS, CUBIE 『Love’s Happening』 Curtom(1969)

ジャクソン5の登場前に〈ソウルのファースト・ファミリー〉と呼ばれ、後に名曲“O-o-h Child”も生み出すシカゴの家族グループ。同時代のオズモンズやシルヴァースらも含め、ジャクソン5の存在がこうした形態のグループを刺激したのは間違いない。

 

VARIOUS ARTISTS 『The Songs Of Berry Gordy: It Moves Me』 Soul Jam(2013)

ジャクソン5との出会いで制作現場への意欲が再燃したベリー・ゴーディJr.。50年代末からのソングライター仕事をまとめたこのコンピでは、モータウン最初のヒットとなったバレット・ストロング“Money (That’s What I Want)”などが楽しめる。

 

DIANA ROSS 『Lady Sings The Blues』 Motown(1972)

LAの家に居候していた幼い時分からマイケルにとって憧れの存在だったのがダイアナ・ロス。ベリー・ゴーディ製作総指揮による彼女の主演映画「ビリー・ホリデイ物語/奇妙な果実」のスコアから生まれた“Happy”はマイケルも歌っている。

 

THE MIRACLES 『You Can Depend On Them: 1959-1962』 Jasmine(2013)

ミラクルズを率いつつ裏方としてもモータウンの核を担ったスモーキー・ロビンソン。ジャクソン5はローカル時代から彼の書いた“My Girl”や“Who’s Lovin' You”をカヴァーしており、特に原曲超えの後者は『Michael/マイケル』も彩っている。

 

VARIOUS ARTISTS 『MJ The Musical』 Legacy(2022)

同名ミュージカルのブロードウェイ・キャスト歌唱による楽曲集。メドレーや“I’ll Be There”などジャクソン5時代からジャクソンズ、ソロの『HIStory』期までを行き来する構成で、「Michael/マイケル」のサントラと聴き比べるのもおもしろい。