〈TOWER DOORS〉は〈新しい音楽との出会い〉を提供することを目指し、YouTube チャンネルやSpotifyのプレイリストを日々更新し、リスナーの方に届けています。ここから様々な音楽との出会いを体験してみてください。

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TOWER DOORSブログの企画〈6つの質問〉で紹介したアーティストが、今回でとうとう10組になりました。んoonmaco  maretsなど、さまざまな注目のアーティストを紹介していますので、過去の記事もぜひチェックしてみてください。

今回の〈6つの質問〉では、大阪を拠点に活動する5人組バンド・WOMANに迫ります。音楽表現においてジャンルやジェンダーに捉われない、洗練された感性をモットーとして2017年に結成されたWOMAN。2018年6月にはファースト・アルバム『beautiful』をFLAKE SOUNDSからリリースし、全国デビューを果たしました。

彼らの魅力は、海外の最前線の音楽にも引けを取らないエレクトロニックなプロダクションと、唯一無二のエネルギッシュな演奏です。そのため、海外アーティストの来日公演のサポート・アクトをたびたび務めており、ゴート・ガールやユミ・ゾウマ、ガーデン・シティ・ムーブメントらと共演しています。

そんなWOMANの実像に、〈6つの質問〉から迫りましょう。

 

1. 出身地と音楽活動を始めたきっかけ(バンドであれば結成のいきさつ)について教えてください。

「各々やっていたバンドが同時期に解散、活動休止したのをきっかけに、音楽を続けたいメンバーが集まり結成しました。バンド名はRhyeのアルバムから取りました。アラサー男子5人組です」

2. 現在の音楽性に影響を与えたと思うアーティストや楽曲は?

「James Blake、Bon Iver等からの影響がルーツになっています。ライヴでの演奏スタイルや使用機材、バンドというフォーマットで進化し続ける先進性に視野が広がりました」

3. 今回TOWER DOORSで紹介した曲はどんなふうに生まれた曲で、どんなことを表現していますか?

“bystander”

「どこにも馴染めず何者でもない傍観者の内にある静かな葛藤、想いを相反する身体を揺らすダンスビートに託しました。

悲しみを悲しみのまま表現しなくてもいいことが人の心に音楽が寄り添ってくれる一つの理由だと私たちは思っています」

4. 交流のあるアーティストでいま注目しているのは?

「特にいないのでこれからの活動で出会えたら幸いです」

5. TOWER DOORSは新しい音楽との出会いを提供することをコンセプトとするメディアですが、あなたが最近出会った新しい音楽は?

「Loyle Carner『Not waving, But Drowing』

Yohuna『Mirroring』」

6. ライヴやリリースといった今後の活動や、やってみたいことなど、これからの展望について教えてください。

「将来 〈WOMAN以降〉と表現されるような作品を世に出せるよう今はスタジオで尽力しています。

ライヴも本数は少ないですが拠点大阪に留まらず、行ったことのない場所へこれからは意欲的に出向きますので是非観に来てください」

 

WOMANは9月11日(水)に7インチ・シングル『You are everything』をFLAKE SOUNDSからリリースします。同シングルは、現在廃盤のEP『Nude』収録曲“You are everything”を岩谷啓士郎のエンジニアリングで再録音したものをA面に、同曲のアンビエント・ヴァージョンをB面に収めた、バンドにとって初のレコード作品です。

10月19日(土)にはリリース・パーティー〈Soul #4〉も大阪CIRCUSで開催されるので、併せてチェックを。詳細はオフィシャルサイトにて。