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『After Hours』と良い週末を迎えるための関連作品を紹介

『My Dear Melancholy,』中の2曲で制作に関与したフランスのクリエイター。ファレルらも客演した今作にはウィークエンドもお返しに“Lost In The Fire”でナイーヴな歌声を披露している。ダヒーラやパッション・ピットのネイト・ドンモイヤーも交えたシンセ・ポップが実に繊細。

 

VARIOUS ARTISTS 『For The Throne』 Columbia(2019)

日本ではあんまり知られていないドラマのサントラ仕事。エイサップ・ロッキー&ジョーイ・バッドアスのコラボなどが並ぶなか、ウィークエンドはSZAとトラヴィス・スコットとのトリオで劇的な“Power Is Power”を聴かせる。3人とも通常モードとは違う大仰なノリを聴かせていて良い。

 

TROYE SIVAN 『Bloom』 Capitol/ユニバーサル(2018)

“Blinding Lights”でウィークエンドと手合わせしたオスカー・ホルターはもともとネクロ・ファシリティというEBMユニットにいた人。チャーリーXCXの“1999”やトーヴ・ロー、シグリッド、マリーナらを手掛けていて、本作の表題曲や“Dance To This”は特に持ち味の煌めく出来に。

 

NAV 『Bad Habits (Deluxe Edition)』 XO/Republic(2019)

ウィークエンド主宰のXOに属するトロント出身で同世代ラッパーで、メトロ・ブーミンとの連名作も知られるナヴ。このソロ2作目ではミーク・ミルやガンナらUS勢を要所に配して初の全米1位を記録した。ウィークエンドを迎えたキャッチーな“Price On My Head”も収録!

 

『Forever Neverland』 Chess Club/RCA/ソニー(2018)

デビュー時からウィークエンドの躍進を脇で支え、“Heartless”と“After Hours”で久しぶりに共同プロデューサーに帰還した盟友イランジェロ。個人でもライやフォール・アウト・ボーイらを手掛けてきたが、本作収録の“Imaginary Friend”はいかにも彼らしい幻想的なアップだ。