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1. 出身地と音楽活動を始めたきっかけ(バンドであれば結成のいきさつ)について教えてください。

GentokuHiroki Adachi(ヴォーカル/ギター)と僕(Gentoku)(ベース/シンセ)は東京出身で、Masaki Tagashira(ギター/ヴォーカル)とRio Kumaoka(ドラム/サンプラー)は香川出身です。

香川出身の二人はもともと地元で一緒にバンドやってたり、僕と足立はもともとタワーレコード渋谷店で働いてたり、僕と田頭は同じ大学の学科の同級生だったりと、全員が全員と親交がありました。

田頭とリオも東京に出て来ていてお互い各々別のバンドで活動をしていたのですが、それまでと違う新しい音楽がやりたくなって結成しました」

2. 現在の音楽性に影響を与えたと思うアーティストや楽曲は?

Hiroki Adachi「僕は中学の頃からRadioheadがずっと好きで、全体的にアンニュイな感じで音像が美しいと思ってます」

Chet Fakerの“Cigarette And Lonliness”はkycohを結成しようと思ったきっかけですね」

「最近製作する曲はModeratMount Kimbieのようなビート感に特徴のあるエレクトロニカに影響を受けてます」

3. 今回TOWER DOORSで紹介した曲はどんなふうに生まれた曲で、どんなことを表現していますか?

“Life-size”

Hiroki Adachi「“Life-size”って等身大って意味なんですけど、kycohとして1st E.P.の『WOKE』を出してから自分達なりにもっと高い次元で曲を描こうとしてたんです。でも原点回帰して好きなように曲を等身大で書こうとして書いた曲なんです。その中でも自分の持ってるポップセンスなりにアカペラで始めたり、インパクトがある表現ができたと思います」

4. 交流のあるアーティストでいま注目しているのは?

Gentokugatoのageはうちでサポートしてくれていて、今回のコンピレーションアルバム(『S.W.I.M. #1 -polywaves-』)にも一緒に収録されているんですが最近はよく新曲がリリースされてます」

Hiroki Adachi「まだ数える程度しかライブできていないので、もっといろんな人とライブしてかっこいい音楽探したいですね」

5. TOWER DOORSは新しい音楽との出会いを提供することをコンセプトとするメディアですが、あなたが最近出会った新しい音楽は?

Hiroki AdachiPowfuの“death bed (coffee for your bead)”は土曜日の昼に入ったよく行く地元のインドカレー屋の有線で流れていたんですけど、その時の気温、その時の一緒にいた人、そのシチュエーションの全てがいつもよりリッチなように感じてShazamしました」

A$AP Rockyの“LVL”はこの前見に行った『WAVES/ウェイブス』って映画の劇中で使われていた曲で、高揚感を煽るイントロが印象的でカッコよかったです」

6. ライブやリリースといった今後の活動や、やってみたいことなど、これからの展望について教えてください。

Gentoku「ライブがあまりできない現状なので,また変わった僕らの音楽を早く届けられたらなと思ってます」