いまもフィジカルで入手可能なAGSの名仕事とナイスなコンピレーションを日本盤メインでご紹介!
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日本でもいち早く復刻されたことがあり、セブンアップのロゴをもじったジャケもよく知られているハワイアン・ソウルの極上盤。80年代初頭に活動した7人組バンドの初作で、レア・グルーヴ好きに愛されたメロウ・チューン“Could It Be Love”を筆頭に、ファンク~ラテン~ブラジリアン風味まで内包したグルーヴがスカッと爽やか!
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STEVE & TERESA 『Catching A Wave』 Kealohi Productions/Aloha Got Soul/OCTAVE(1983)
ハワイの国民的シンガーとして日本でもよく知られるテレサ・ブライトが、ソロで名を上げる前にシンガー・ソングライターのスティーヴ・マーイとホノルルで組んでいたデュオ名義で残していたファースト・アルバム。品のあるふたりのデュエットは爽風と微風の吹き寄せる午睡~日没のサントラのよう。素晴らしいジャケが示す通りの傑作です!
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MIKE LUNDY 『The Rhythm Of Life』 Secor/Aloha Got Soul(1980)
レーベルのキックオフを飾ったいきなりの最高峰! 60年代から活動するシンガー・ソングライターがホノルルで録音した快作を新装ジャケットで公式リイシューしたもの。当時のUS本土で旬だったEW&Fや西海岸ロック勢などにも通じる爽快感とリズミックな小気味良さが素晴らしいです。
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同名グループも多いですが、こちらは70年代に活動したホノルルのバンド。式典などでTOP40系のヒットを演っていたようで、この唯一のアルバムも適度にソウルフルで適度にディスコな親しみやすいバランスの内容です。“Yesterday's Love”や“Winds Of Love”など名曲揃い!
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VARIOUS ARTISTS 『Aloha Got Soul (Soul, AOR & Disco In Hawaii 1979-1985) 』 Strut(2016)
ロジャー・ボンが監修する形でコンパイルされたハワイアンAOR~ソウル~ディスコのお宝発掘集。彼がアーティストに直接インタヴューを行ったライナーノーツまで、凄まじい熱量にも頷けるほどの凄まじい名曲が満載され、この後のAGSのリイシューの指針にもなった重要盤です。
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これも日本で早くからリイシューされ、前からシティー・ポップ好きの間では知られていた良盤。カラパナのメンバーも参加し、軽快なリズム・セクションと海岸沿いのメロウ・グルーヴがファンキーなホーンを従えたEW&Fマナーの“One Man Lady”など、US本土の同時代産ファンク~フュージョンに比肩する洒落たサウンドが素晴らしい。
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MURO 『HAWAIIAN BREAKS 2020 Selected & Mixed By MURO』 OCTAVE(2020)
そもそもMUROの手掛けたミックスCD『Hawaiian Breaks』をきっかけに生まれたAGSの音源を、そのMUROが改めてDJミックスして公式リリースするという美しい輪廻! マイク・ランディをはじめとするリイシュー音源と共に現行アーティストの音源も密度の濃い流れにきっちり織り交ぜてくるあたりは〈KING OF DIGGIN'〉ならでは。
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AGSの新録リリースの先駆けとなった人気作。日系4世のシンガー・ソングライターがジャック・ジョンソン的なニュアンスで聴かせたアコースティックな好盤で、サム・クックやボビー・コールドウェル、カラパナというカヴァーのチョイスだけでもわかるメロウな心地良さ!
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JAH GUMBY 『Humility: The Vibes Of Jah G 』 Aloha Got Soul(2018)
これも新録作で、ハワイ屈指のディガーだというジャー・ガンビーことライアン・ムラカミなる人物が残した謎多きスウィート宅録ダブ・アルバム。AORリスナーにもハマる聴き心地で、VIDEOTAPEMUSICあたりのテイストにもリンクしそうなバレアリック情緒が横溢しております。
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MARYANNE ITO 『Live At The Atherton』 Aloha Got Soul(2019)
2014年の初作『Waking Up』が国外のソウル・ファンにも愛されたという、ジャズ色の濃いネオ・ソウル系シンガーの新録ライヴ・アルバム。家族や友人らのためにパフォーマンスしたというシチュエーションも手伝って、親密な空気感にまったり浸ることができそう。
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最初に入手するならこちら! AORやメロウ・ソウルなどなどを広い視野でキャッチしてきた金澤寿和の監修する〈LIGHT MELLOW〉シリーズだけに、当然ながらAGSが好んで復刻するサウンドとは相性抜群。AGSが7インチ化していたグリーンウッド“Sparkle”をオープニングに、レーベルの魅力が一望できる好コンピになっています。
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RAY GOOLIAK 『Home Away From Home』 Silver Sidewalk/Now-Again/OCTAVE(1979)
こちらはAGS発ではないものの、同タイミングでリイシューとなったので併せて紹介。インディアナポリス出身のシンガー・ソングライターがマウイへの想いから作り上げたファースト・アルバムで、マイケル・フランクスやネッド・ドヒニーにも通じるブルーアイド・ソウル風味が日本のAOR好きの間でも人気だったもの。AGS作品とご一緒に。
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'AINA 『Lead Me To The Garden 』 Kumanu/Aloha Got Soul(1980)
グループ名はハワイ語で〈土地〉を意味するとのことで、オアフ島でサーフィンを通して出会ったというコンビがネイティヴ・ハワイアンの権利や環境保護を訴える初作。ソフト・ロック的な下味があり、ハワイ文化への敬意もスラックキー・ギターなどの音色で気持ち良く表現しています。
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VARIOUS ARTISTS 『From These Shores 』 Aloha Got Soul(2019)
ハワイの音楽史にも当然US本土や海外と同じ大小のムーヴメントが流れ込んできていたわけで……これは60~80年代に残されたサイケデリックやソフト・ロック、コズミック・フォークなどをロジャーが掘り起こしたコンピ。AGSの領域をさらに拡大するであろうディ~プな一枚です。
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こちらもAGSでは異色な現代ハワイ産リリースで、Shing02とも活動しているドラマー/ビートメイカーによるアルバムです。曲名そのままの“Honolulu Jazz”など、繊細な音色使いのグッド・ヴァイブ漂うジャジー・ヒップホップ作品に仕上がっていて、素直に聴き惚れてしまいます。