ブルーバックで撮られた裏ジャケを見て思わず〈原点回帰!?〉と感じてしまうが、それもあながち的外れでなく。とことんポップでとことんロックンロール――国内ロック・バンドの勢力図、その更新が速度を上げるなかで、彼らはみずからの揺るぎない個性を思いっきり全開にしてみせた。