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1. 出身地と音楽活動を始めたきっかけ(バンドであれば結成のいきさつ)について教えてください。

「千葉県柏市の出身です。

大学3年の時に行った留学先のボストンで、Lee Ritenourのライブを見た事がきっかけです。いわゆるジャズ・フュージョン系のギタリストで今の音楽性と直接には繋がっていないかもしれません。ですが生で見た彼のプレイは、アンプではなく彼の体から直接音が出ているように見え、とても感動しました。自分もこんな風に音楽で人を喜ばせたい、感動させたいと強く思った瞬間でした」

2. 現在の音楽性に影響を与えたと思うアーティストや楽曲は?

John Mayer

「ポップフィールドにいながら、ブルースやジャズといった自身のルーツをハイセンスにミックスしていくバランス感覚に、今でもずっとノックアウトされ続けています。一曲選ぶならば、彼の孤独が深く現れた“Who Says”という曲が好きです」

Tom Misch

「自らトラックメイクしつつ、ギターオリエンテッドでありながら尚且つポップ……という、今の自分の活動の指針そのもののようなアーティストです。その低音でけだるいボーカルも大好きです。一曲挙げるとしたら、盟友Loyle Carnerとやっている“Nightgowns”という曲を」

ハナレグミ

「自分の作曲スタイルの一つの指標として、〈弾き語りでやっても十分成立する〉というポイントがあります。そういう意味では、永積さんのユルくありながら芯のあるボーカルと楽曲にすごく影響されています。一曲選ぶなら、やはり代表曲“家族の風景”です」

3. 今回TOWER DOORSで紹介した曲はどんなふうに生まれた曲で、どんなことを表現していますか?

“Drops”

「自分が生きている中で一番辛いのは、〈誰からも相手にされず、誰にも認めてもらえない〉と自分で思ってしまっている瞬間です。そんな風に思って苦しんでいる人に寄り添いたい、大袈裟な感じじゃなく背中を押したいという思いを込めて制作しました。折しもちょうど五月病の時期なので、一人でも多くの人に刺さったらいいなと思っています」

4. 交流のあるアーティストでいま注目しているのは?

「配信元であるBIG UPのプレイリストに一緒に入ったり、同じイベントに出る事になったりと、まだ直接関わりはないものの勝手にご縁を感じているのがgbさんというアーティストです。トラックもチルでかっこいいし、何より曲の中での主張の仕方に自分と通ずるものを感じて、話が合うんじゃないかな……とこれまた勝手に想像しています。強すぎない感じと言いますか……(笑)」

5. TOWER DOORSは新しい音楽との出会いを提供することをコンセプトとするメディアですが、あなたが最近出会った新しい音楽は?

Benny Singsの“Here It Comes”という曲をヘビロテしています」

6. ライブやリリースといった今後の活動や、やってみたいことなど、これからの展望について教えてください。

「僕は去年の11月から12カ月連続リリース企画を実行中で、今回はその第7弾となります。

まだまだ予断を許さない状況ながら、少しずつイベント出演なども増えてきているので、どんどん新曲たちをライブで鳴らしていきたいです。やっぱりライブで鳴らしてやっとその曲の本当の姿が見えると思うので。

あとは、12カ月連続リリースを終えたらアルバムにまとめてツアーしたいです!」

 


RELEASE INFORMATION

UEBO “Drops”
リリース日:2021年5月19日

配信リンク:https://big-up.style/SHCYxDKusT

TRACKLIST
1. Drops