samayuzame

作詞作曲から編曲、ミュージック・ビデオのプロデュースまでを自身で手掛けるシンガー・ソングライターのsamayuzame。2020年には〈コロナ禍における私たち〉という社会的なテーマのデビュー・ミニ・アルバム『宿木』をリリースし、反響を呼びました。
彼女は、ゲーム音楽やボカロ・カルチャーのなかでもエレクトロニカや前衛的な音楽から影響を受けているとのこと。その影響を昇華した鮮烈で中毒性の高いポップ・サウンドでリスナーを魅了しています。
samayuzameをベスト・ニュー・アーティストに選出した理由は、ミステリアスな歌声が紡ぐ内省的な世界観や、楽曲に込める想いや表現へのこだわりの強さです。7月28日(水)にはニュー・アルバム『Plantoid』のリリースを控えており、今後の活躍からも目が離せません。
THE TREES

THE TREESは、千葉出身のメンバーを中心に結成された4人組。彼らの音楽は、Real EstateやWild Nothing譲りの爽やかなギター・ポップ・サウンドと、有馬嵩将(ヴォーカル/ギター)の温かい歌声が調和した心地よいもの。それらが溶け合い、丁寧にドリップしたコーヒーのような味わい深い音楽が魅力です。
彼らは、元シャムキャッツの菅原慎一をプロデューサーに迎えたデビュー・アルバム『Reading Flowers』をリリースしたばかり。彼らの人となりを知ることができるTOWER DOORSのインタビュー動画とMikikiのインタビュー記事もお見逃しなく!
Saren

2002年生まれのラッパー/アーティストのSaren。彼は、2020年から本格的に楽曲制作をスタートしました。2021年4月にリリースしたデビューEP『A New Hope』は、Hyperpopのエッセンスを散りばめつつ、ダンサブルな曲やトラップ・ビートのメロウなナンバーなどを収めた、ヴァラエティーに富んだ作品です。
Sarenの時代性に囚われない独創的なトラックや感情を赤裸々に表現したリリック、クールなフロウを聴いていると、新時代を担うアーティストだと感じます。今後の活躍への期待も込めて、ベスト・ニュー・アーティストに選びました。