お風呂でピーナッツにTOWER DOORSから6つの質問　洗練されたポップスを奏でるパリコレモデル樋口可弥子とギタリスト若林純の異色な2人組

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1. 出身地と音楽活動を始めたきっかけ（バンドであれば結成のいきさつ）について教えてください。

若林「2人とも神奈川県出身です。

高校の軽音楽部でバンドを組んだのがきっかけで、高校卒業後にユニットという形で再結成しました。

高校生の時はtoeや東京事変、Oasisやサカナクションなどいろんなバンドを必死にコピーして演奏していました。何曲かオリジナルも作っていて、ファーストEP『スーパー銭湯』に収録されている“海の影”は高校の時に作った曲です。

高校時代に2年近くバンドを組んでいたんですけど、別にそんなに仲良かったわけでもなく、卒業後に再結成をして、ここまで長く一緒に音楽を出来るとは思っていなかったです。今は仲良しですよ!!」

2. 現在の音楽性に影響を与えたと思うアーティストや楽曲は?

樋口「DREAMS COME TURE、東京事変、The Internet、KIRINJI」

若林「Thundercat、Jimi Hendrix、上原ひろみ、Pat Metheny、狭間美穂」

3. 今回TOWER DOORSで紹介した曲はどんなふうに生まれた曲で、どんなことを表現していますか?

“AM6:00”

樋口「早朝の風景を絵にするように表現できればと思い書いた歌詞です。淡々と過ぎていく日常の中にあるさりげないきらめきを大切に抱きしめてあげるような気持ちをイメージしました」

若林「再結成後2人のアコースティック編成で初めて作った曲です。音源化するにあたって、バンド編成にアレンジをしました。作曲は自分が、作詞は樋口が担当しています。

自分にとって、とても大切な早朝の景色があって、それを忘れないためにこの曲を書きました。ただ、樋口には早朝をイメージして作った曲だとは伝えていなかったので、自分の思い描いていた景色に近い歌詞が返ってきた時は驚きました」

4. 交流のあるアーティストでいま注目しているのは?

a子

樋口「川崎のライブハウスで2マンライブをした時に意気投合しました。それからずっと仲の良い友達です!」

若林「a子の楽曲制作によく参加をさせてもらっているのですが、a子の感性と周りを巻き込む力は素晴らしいなっていつも思います。他のアーティストのいろんな要素を取り入れつつも、最終的にはa子にしか作れない作品になる。ただただ、尊敬していますし。これからも一緒に作品を作ったりライブをしたりしたいですね。

自分個人としては、さらさ、碧海祐人、Tok10など、TOWER DOORSで以前紹介されている方々で交流のある人が何人かいるのですが、みんな本当に素晴らしいアーティストですよね。Tok10とは近々、コラボした音源が出るとか出ないとか......。まだ情報解禁前なので、詳しくは言えないですが楽しみにしておいてくれると嬉しいです!」

5. TOWER DOORSは新しい音楽との出会いを提供することをコンセプトとするメディアですが、あなたが最近出会った新しい音楽は?

Remi Wolf “Photo ID”

樋口「確かSpotifyのプレイリストで見つけたと思います。聞いていると勝手に体が動き出してしまうようなポップでお茶目なサウンドに虜になりました」

Hiatus Kaiyote “Get Sun (feat. Arthur Verocai)”

若林「新しく出たアルバムのポップな要素と前衛的な要素が混在している感じが堪らなく好きでした。常に新しいサウンドを求めているバンドなんだろうなと思っていて、とても憧れます」

6. ライブやリリースといった今後の活動や、やってみたいことなど、これからの展望について教えてください。

樋口「フェスに出たいです!　今までライブはそんなに出来ていなかったのですが、ファーストEP『スーパー銭湯』がリリースされたのでこれを皮切りに、これからはもっとライブ活動をしたいなって思います。毎年、夏と冬には日本に帰ってきていて、ライブが出来ると思うので、ぜひ呼んでください!」

若林「ビッグバンドやラージアンサンブルを迎え入れた楽曲をいつか書きたいです!　自分は2年間くらいずっとビッグバンドで演奏をしていたのですが、あの華やかなサウンドの中で演奏する感覚が忘れられません。前にあるライブの企画で、自分の所属しているビッグバンドに樋口をヴォーカルとして呼んでライブしたことがあるのですが、樋口の声質とビッグバンドはすごく合うなとも思っていて。その時はカバー曲を演奏させていただいたのですが、いつかお風呂でピーナッツとして、ビッグバンドを迎え入れた曲を作りたいですね!」

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