CDプレーヤーがK-POPやファッションの世界にも
さて、ここからは一般的な市販品とはちょっと違う変わり種をいくつか。
パッケージや付属グッズにもクリエイティブな仕掛けの数々があるのがK-POPのアルバム。CD再生委員会としても見逃せないのが、今春リリースされたaespaの1stアルバム『Armageddon』の〈CDP Ver.〉、そう、オリジナルデザインのCDプレーヤーが付属する特別エディションでしょう! スケルトンのボディーがaespaのフューチャリスティックな世界観ともピッタリ。もちろんaespaのCD以外も再生できます。
過去のアルバムではSMiniと呼ばれる、専用アプリで再生できる独自ソフトなどの展開も行なってきたSMエンタテインメントが、ここにきてCDプレーヤーそのものに着目しているのは中々アツいものがありますね。残念ながら日本未発売、本国でも品薄状態のようですが……。
そしてそのK-POPアイドルの間でも人気の、ミニマルな流線形のデザインの〈スワイプバッグ〉で知られるパリのプレタポルテ、コペルニ(Coperni)。そのコペルニが2024春夏コレクションで、CDプレーヤーを発表したのをご存知でしょうか?
coperni cd player swipe bag from ss24 collection pic.twitter.com/FX9KE3M4WM
— khai ⋆ (@venusianruby) November 5, 2023
スワイプバッグがそのままメタリックなデザインになっており、シンプルながらY2K心をくすぐる造形はインパクト大。スピーカーバッグはルイヴィトンやバレンシアガが過去にも生産していましたが、CDプレーヤーをバッグにしてしまうのはかなり斬新、かつY2Kリバイバルに対するジャストなアンサー。一般販売がスタートすれば、確実に話題となることでしょう。ま、なかなかのお値段になろうかと思いますが。
ということで実用品から珍品まで、現行のコンパクトなCDプレーヤーのほんの一部をご紹介しました。レコードともストリーミングとも違う手軽さを堪能すべく、CDを捨てず町へ出よう! こまめな水分補給をお忘れなく! こまめって何?
PROFILE: Kotetsu Shoichiro
ミュージシャン(トラックメイカー/DJ)。90年生まれ、香川県出身。ダンスミュージック全般を手がけ、ラッパーやゲーム音楽、CMなどに楽曲提供の実績多数。2021年にはラッパー・T-STONEへの提供曲“Let’s Get Eat”がBillboard JAPANのTikTok Weekly Top 20で1位を獲得。また2022年にはtofubeatsのアルバム『REFLECTION』収録の“Vibration feat. Kotetsu Shoichiro”へラップで客演し話題を呼んだ。ライター/インタビュアーとしてはミュージック・マガジン、Quick Japan、CINRA、関西ソーカルなど数々の媒体に寄稿。ほか、さとうもか“Lukewarm”“Loop”をはじめ他アーティストのMVなど映像/アニメーションの編集も手がけるなどジャンル/形式に囚われない幅広いスタイルで活動をおこなっている。
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