OPUS OF THE YEAR 2014
[特集]2014年の100枚+ ~100 ALBUMS YOU MUST BUY~
ゆく年くる年。ゆく音くる音。ゆきゆきて音楽――今年もいい作品は山ほどあったよね!という感慨と共に、この一年も終えることができそうです。でも、新年を清々しく迎えたいなら、これだけは聴くのを忘れちゃダメよ~、ダ(略)
【61】
メッセンジャーズの一員としてシャキーラやカーミンも手掛けながら、本バンドを始動させてデビュー曲“Rude”を英米1位に送り込んだナスリ。レゲエやファンクの咀嚼方法がブルーノ・マーズ的で、即トリコになった人は多いはず。 *山西
【62】
〈流行る音楽はいいに決まってる〉という嗅覚とtofubeatsにも通じるポップ感覚で、本作ではケイティ・ペリーやカイリー・ミノーグの音世界をJ-Pop仕様に。アイドル性もあるキャッチーな楽曲に大きな可能性を秘めた新顔の代表。 *土田
【63】
正統派の男性シンガーが好調だった2014年、ホームランは出なくても打率と打点が凄すぎる二冠王は今回も絶好調だった。芝居がかる必要もなく自然にエロティックな雰囲気作りの巧さは、もうR師匠を凌いでいるのでは。 *出嶌
【64】
すごい傑作! 〈わかりやすさ〉などは無視してやりたいようにやることで尖ったままスタンダード感を確立、結果的に間口を広げてジンクスも吹っ飛ばした2枚目の2枚目。“RGTO”(のケーダブ先生)には年間最優秀MV賞を贈りたい。 *出嶌
【65】
90s風味のR&B路線から、マックス・マーティンらを迎えて現行の王道ポップスへと転向したのが功を奏し、イギー・アゼリアとの“Problem”などが前作以上のヒットに! いまや恋仲のビッグ・ショーンも引き続き参加してますよ。 *北野
【66】
アラバマ・シェイクスやバーガー周辺の作品を手掛けるアンドリア・トキックが惚れ込み、鳴り物入りで登場したニューオーリンズのブルース・ロッカー。レニー・クラヴィッツ系の泥臭さに、ジャック・ホワイトも嫉妬したとか!? *山西
【67】
90sから活躍するトリニダード・トバゴの歌い手がUS進出したことは、昨今のソカ人気の象徴! メジャー・レイザー製のエレクトロやエイサップ・ファーグとのダブステほか、新型ソカを詰めた本作をもし未聴なら人生損してます! *山西
【68】
20年前の『Resurrection』と同じくノー・IDと作った10作目は、節目を祝うよりシカゴの治安を憂う内容に。リル・ハーブら若手のフックアップやカニエとのフェス開催など、地元シーンの支柱的な役割を全うする姿が頼もしかった。 *山西
【69】
アルカやデヴ・ハインズらの後ろ盾によるインディーR&Bを地下で醸成させたような音像と妖しげなヴィジュアルで、BBCの〈Sound Of 2014〉の下馬評通り2014年の顔となった彼女。ロバート・パティンソンとのロマンスにも注目! *北野
【70】
オーガスト・リゴの後ろ盾で登場した本作は、インディー方面へも目配せする類いの音とは違った正統派のR&B盤。アリシアやキーシャ・コールの名もよぎるスロウ群は、10年後に聴いても絶対惚れる。 *山西
bounceの選ぶ2014年の100枚
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