ヴァイオリン徳永二男(元N響コンサートマスター)、チェロ堤剛(サントリーホール館長)、ピアノ練木繁夫(インディアナ州立大学教授)という日本のクラシック音楽界を支えてきた、そして今も支え続ける三人によるピアノ・トリオ。1998年以来、ほぼ年1回のペースで演奏活動を行っていたという三人が、2015年2月にヤマハホールで行ったコンサートを収録。音楽を知り尽くした三人の息はぴったりで、冒頭から懐の深い、分厚い演奏となっている。各楽器のバランスは見事で、音で会話しているかのように、それぞれが時には主張しながらもお互いを支えていくその演奏は風格たっぷり。まさに《大公》!

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