著者桑原吏朗（くわはらしろう）

桑原シロー。1970年、三重県尾鷲市生まれ。音楽ライター。2000年代半ば、タワーレコードが発行するフリーペーパー「bounce」の編集業務に携わり、退社後、フリーランスの音楽ライターとして活動。雑誌／ウェブを中心に記事を執筆。インタビュー、ライナーノーツ執筆などを行なう。ロック、ジャズ、歌謡曲など幅広い音楽ジャンルに精通し、映画、芸能、お笑いの分野にも活動範囲を広げている。2014年から、日本のディープサウス、熊野在住の異能のギタリストのマネージャーも務めている。

著者桑原 吏朗（くわはら しろう）

グラハム・ナッシュ（Graham Nash）『Now』挑発的なロックチューンからバディ・ホリー愛まで詰め込んだ7年ぶりの力作

スティーヴ・ルカサー（Steve Lukather）が架け続ける、時代も世代も超える音楽の橋――TOTOとシームレスに繋がる『Bridges』

鈴木マツヲ（鈴木慶一&松尾清憲）が語る、モダンポップ黄金狂時代を告げるコラボ作『ONE HIT WONDER』

リッキー・リー・ジョーンズ（Rickie Lee Jones）『Pieces Of Treasure』デビュー当時の面影が見え隠れするアメリカのスタンダードナンバーに触れた最新作

エム・グライナー（Emm Gryner）『Business And Pleasure』ドゥービーズ風AORからラウンジーなジャズボッサまで多様なスタイルを跨ぐ新作

ジョセフ（Joseph）『The Sun』儚さと力強さを併せ持つハーモニーが溶け込む好曲揃いの4作目

ノラ・ジョーンズ（Norah Jones）× デンジャー・マウス（Danger Mouse）の野心作が10周年 失恋の痛みを昇華させたアルバムの全貌

DEENが語る、オーケストラと音の渦を奏でるコンサートWINGS TO THE FUTUREへの意気込み

マイク・ヴァイオラ（Mike Viola）『Paul McCarthy』〈ポール・マッカーシー〉なる男が5人目のビートルズだったら? 天才ポップ職人の妄想が詰まったアルバム

ゾンビーズ（The Zombies）『Different Game』ブルースロックからバラードまで多様なエッセンスが絡まった極上のブリティッシュポップ

モリーナ、タルボット、ロフグレン&ヤング（Molina, Talbot, Lofgren & Young）『All Roads Lead Home』友情で結ばれたニール・ヤングとクレイジー・ホースが録音を持ち寄ったオムニバス風作品

ウィリー・ネルソン（Willie Nelson）『I Don’t Know A Thing About Love: The Songs Of Harlen Howard』〈3コードで語る真実〉を鮮やかな手際で体現するハーラン・ハワードの名曲集

ホーン・ハウス（Horn House）『Human Synths』ホーンが鳴り響くフュージョンからディスコ系の歌モノまで上質で痛快無比な音盤

ロン・セクスミス（Ron Sexsmith）『The Vivian Line』ストリングスがノスタルジックな空気を醸成、名作『Whereabouts』を格調高くした味わい深い新作

青田典子が語る、玉置浩二 提供曲や竹内まりや、中島みゆきのカバーで〈ヒロインの人生〉を歌った『Noriko’s selection -Innocent love-』

レイチェル&ヴィルレイ（Rachael & Vilray）『I Love A Love Song!』ビッグバンドを伴ったゴージャスなスウィングが横溢した名盤の風格の快作

毛塚了一郎「音街レコード」小さな店でバイトする女子の目を通し、レコードに魅せられた者の可笑しく切ない景色を描くマンガ

吉田拓郎『今はまだ人生を語らず』が捉えた74年の心情とシンガーソングライターとしての魂――SACDの豊穣な音を聴く

インスペクター・クルーゾ（The Inspector Cluzo）『Horizon』農園ロックンローラー2人が語るナッシュビルでの音楽の追求と深化

bounceライター陣の選ぶ2022年の〈＋1枚〉

著者桑原吏朗（くわはらしろう）

ノラ・ジョーンズ（Norah Jones）× デンジャー・マウス（Danger Mouse）の野心作が10周年　失恋の痛みを昇華させたアルバムの全貌

マイク・ヴァイオラ（Mike Viola）『Paul McCarthy』〈ポール・マッカーシー〉なる男が5人目のビートルズだったら?　天才ポップ職人の妄想が詰まったアルバム

青田典子が語る、玉置浩二提供曲や竹内まりや、中島みゆきのカバーで〈ヒロインの人生〉を歌った『Noriko’s selection -Innocent love-』