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ESSENTIALS
レイディオ~レイ・パーカーJrの主なアルバムと重要ワークスを紹介! Pt.1

RAYDIO Raydio Arista(1978)

フュージョン・ソウルとでも言うべきメロディアスな出世曲“Jack And Jill”を含むレイディオのデビュー作。後のアーバンAOR路線を予感させる“Let’s Go All The Way”もあるが、ワー・ワー・ワトソンやオリーE・ブラウンがパワーを注入した本作は、スライなどの影響を感じさせる骨太なディスコ・ファンクが目立つ。ジェリー・ナイトは本作の後に抜けてソロやオリーとのデュオで活躍。 *林

 

DENIECE WILLIAMS When Love Comes Calling ARC/Columbia/ソニー(1979)

元ワンダーラヴ仲間の歌姫によるソロ3作目。多忙のモーリス・ホワイトに代わってデヴィッド・フォスターと共にプロデュースおよびギターで参加したのがレイだった。レイが制作したのは、伸びやかに歌うミディアム・アップ“I Found Love”、シャッフル調の“Like Magic”、ミッド・バラード“Turn Around”の3曲。都会的なサウンドでデニースのキュートな美声を引き出している。 *林

 

RAYDIO Rock On Arista(1979)

ライヴを見据えてメンバーを入れ替え、前作に続いてゴールド認定された2作目。パーラメント風の重みもあるオープニングの“What You Waitin’ For”、野太いベースが牽引するダイナミックな演奏にヴォコーダーも挿入される表題曲など、洗練と熱気の入り交じるファンク・ナンバーが抜群だ。R&Bチャート3位まで上昇した“You Can’t Change That”は、後のスウィート路線の礎となった。 *出嶌

 

RAY PARKER JR. AND RAYDIO  Two Places At The Same Time Arista/ソニー(1980)

グループの実態を表すかの如く、レイをメインに名義を改めてのサード・アルバム。昼下がり感の溢れるAOR風味の表題曲が先行シングルに選ばれたことからも、方向性への確信は明らかだろう。ハービー・ハンコック参加/共作のアダルト・メロウな“Tonight’s The Night”、ネタ人気の高いソリッドなファンク“For Those Who Like To Groove”など、ライトなグルーヴがイマっぽく響く。 *出嶌

 

CHERYL LYNN In The Night Columbia(1981)

絶頂期のレイが西海岸の音楽仲間を集めて全面制作したシェリル・リンの3作目。レイは彼女のデビュー盤にて本人と共作&ギター参戦し、『A Woman Needs Love』ではシェリルをコーラスに招いていたほどだが、ここでもスタイリッシュなダンサー“Shake It Up Tonight”から好相性を示す。表題曲を含め、レイディオのサウンドに洗練を加えてキレのあるソウルに仕上げたセンスが見事。 *林

 

RAY PARKER JR. AND RAYDIO  A Woman Needs Love Arista(1981)

レイディオとしての最終作となる4作目。あの映画主題歌と並ぶ代表曲“A Woman Needs Love (Just Like You Do)”を含むメロウな優男フレイヴァー満開のアルバムで、フュージョン・ファンクな“It’s Your Night”、甘酸っぱい青春AORチューン“That Old Song”と、前半にヒット曲が並ぶ。オリーE・ブラウンが共同プロデュースしたヒートウェイヴ風のアーバン・ダンサーも快演。 *林

 

RAY PARKER JR. The Other Woman Arista(1982)

ソロ名義での初アルバム。もちろん歌うのはレイだが、演奏もほぼひとりでこなしている。序盤からストレートなロックンロールを繰り出すも、以降はレイディオ時代のイメージを受け継ぎつつさらに甘くスタイリッシュにまとめ上げた好曲が続く。アイズリー・ブラザーズ風の“Stay The Night”や語り入りの“Let Me Go”のようなスロウ・ジャムも登場。ジェリー・ナイトらがコーラスで参加。 *林