Mikikiに掲載しているレヴュー記事の、2016年11月の月間アクセス・ランキングを発表します!
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1JAPAN
BABYMETAL 『METAL RESISTANCE』 長尺プログレ・メタル組曲など過剰なほどスケール感増した楽曲を畳み掛ける2作目
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2JAPAN
T.A.M.M.I 『sleeping nukes of mine』 京都の女性シンガー、アクの強い歌唱がコズミック・ファンクと重なる未来ソウル盤
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3JAPAN
mezcolanza 『MEZCOLAND』 成瀬心美や西浦謙助ら擁するバンド、お水ムードのラテン歌謡など捻り効いたポップス並ぶ初作
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4JAPAN
VA 『ひらけ! ポンキッキ ベスト』 吉田拓郎作曲によるガチャピン《たべちゃうぞ》も収録の人気楽曲全21曲! ポンキッキ最新ベスト
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5JAPAN
REOL 『Σ』 シンガーの〈れをる〉擁するユニットの初作は、EDM以降のポップネス体現した甘くてエッジーなサウンドが魅力
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6JAPAN
浅井健一&THE INTERCHANGE KILLS 『Messenger Boy』 ガレージ感溢れるエッジーなロックンロール満載な初作
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7JAPAN
堀込泰行 『One』 ホーン交えたドナルド・フェイゲン調の楽曲など多様なサウンドで制作された、骨太で頼もしいソロ新作
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8JAPAN
BiSH 『KiLLER BiSH』 リンリンの切迫感溢れた詞作が牽引する、かつてなくストレートな作風で勢い加速した3作目
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9JAPAN
iri 『Groove it』 mabanuaやSTUTSら参加、エッジーなサウンドに乗るグルーヴィーな主役の歌唱が◎な初作
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10POP / ROCK
ヴァイオラ・ビーチ 『Viola Beach』 最初で最後のアルバムはコールドプレイら多くのミュージシャンがサポートし完成、底抜けに陽気な楽曲が並ぶ
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11JAZZ
ワールズ・エクスペリエンス・オーケストラ 『The Beginning Of A New Birth: As Time Flows On』 スピリチュアル・ブラックジャズの最高峰衝撃の2枚組CD化
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12JAPAN
KANDYTOWN 『KANDYTOWN』 総勢16名ものクール・ボーイ集団が〈粋さ〉を具現化したメジャー・デビュー作
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13JAPAN
生活向上委員会ニューヨーク支部 『SEIKATSU KOJYO IINKAI』 1975年当時の息吹伝える幻のアルバムついにCD化!
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14R&B / HIP HOP
ジョーダン・ラカイ 『Cloak』 ハイエイタス・カイヨーテ好きに◎、R&B~ソウルにジャズやダブも感じさせる初フル作
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15JAZZ
ダフェール・ユーセフ 『Diwan of Beauty & Odd』 アーロン・パークス、マーク・ジュリアナら幅広いジャンルで活躍中のプレイヤーが一堂に会した新作
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16JAPAN
My Hair is Bad 『woman's』 初期オアシス的スケール感の楽曲や私小説的な詩世界など伸びしろ窺わせるメジャー初作
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17R&B / HIP HOP
セシェン 『Flames And Figures』 サンフランシスコの7人組、シンセ・ポップ~ダウンテンポに乗せた幻想的な歌声が◎な新作
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18JAZZ
ロバート・グラスパー・エクスペリメント 『ArtScience』 4人の技量と表現力が混ざり合い化学反応を起こした第3弾
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19JAZZ
ノラ・ジョーンズ 『Day Breaks』 自身の作品で聴かせる初めてのジャズ、苦みも表出した歌も音も豊かな新作
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20JAPAN
Akira Kosemura 『ONE DAY』 現代ピアニストとしての成熟感じさせる、全編完全即興演奏ピアノソロ作品
ジャズ・ピアニストの西山瞳がBABYMETALへの熱い想いを綴った記事が呼び水となり、BABYMETALの最新作『METAL RESISTANCE』がなんと半年ぶり(!)に首位を奪還した11月のアクセス・ランキング。それ以外にも、京都を拠点に活動するシンガー・T.A.M.M.Iがファットでスペーシーなファンク響かすファースト・アルバムや成瀬心美率いるアヴァン・ポップ・バンド、mezcolanzaの初作、BiSHの勢いに溢れた3作目、時流のアーバン・ソウル奏でるiriの初作など、多彩な邦楽勢が上位を占めました。
そんななか10位に喰い込んだのが、ヴァイオラ・ビーチの『Viola Beach』。今年の2月にメンバー4人全員がツアー中に交通事故で命を落とすという悲劇に見舞われるも、遺された音源をもとに、数多くのミュージシャンの助力を受けて完成へと導かれた初作です。なおレコーディングに携わったコールドプレイは、今年の〈グラストンベリー〉でヴァィオラ・ビーチの映像をバックに、同作収録のトロピカルなポップ・ナンバー“Boys That Thing”を演奏。エモーショナルな演出に加え、観衆の大歓声に思わず涙が……。