1. 出身地と音楽活動を始めたきっかけ（バンドであれば結成のいきさつ）について教えてください。
エルダ・スリヤニ「私は東ジャワの出身で、幼稚園の時に教会の聖歌隊に参加したのが最初の音楽との関わりですね」
ディディット・サード「私はジャカルタで、割と音楽的な家系の元に生まれました。2006年にエルダに出会って、彼女の音楽プロデューサーをやりたいと思い、今に至るという感じです」
2. 現在の音楽性に影響を与えたと思うアーティストや楽曲は?
エルダ「影響を受けたアーティストは沢山いて選ぶのは本当に難しいのですが、私は潜在的にはどんな種類の音楽からも影響を受けやすいんだと思っています」
ディディット「John Lennon, Paul McCartney, Antonio Carlos Jobim, Jeff Beck」
3. 今回TOWER DOORSで紹介した曲はどんなふうに生まれた曲で、どんなことを表現していますか?
“Merry Alone”
エルダ「私はこの曲を友人のインスタライブの中の短い時間で書き上げました。それは結果として、このパンデミックが私の周りの環境、人やモノにどういったインパクトをもたらしたかについての私の考えと気持ちを表現する一つの機会となりました」
4. 交流のあるアーティストでいま注目しているのは?
エルダ「Faye Risakotta, Matter Mos, Nadin Amizah, Sandrayati Fay, Neonomora」
ディディット「Asteriska（Barasuara）, Ipang Lazuardi, Ridho Hafiedz（Slank）」
5. TOWER DOORSは新しい音楽との出会いを提供することをコンセプトとするメディアですが、あなたが最近出会った新しい音楽は?
エルダ「最近私はずっとThe Japanese House, Orion SunそしてKacy Hillを繰り返し聴いています」
ディディット「イギリスのミニマル・ジャズ・バンド、GoGo Penguinには驚かされっぱなしです。このバンドは常に私に新しい風景を見せてくれます」
6. ライブやリリースといった今後の活動や、やってみたいことなど、これからの展望について教えてください。
エルダ「もっともっと自分の表現に磨きをかけていって、さらなる新しい境地を体験したいですね」
ディディット「Stars and Rabbitの音楽に何か電子的な音を融合させたいと思っていて、それを今後楽しみにしています」
エルダは全身で溢れる想いを表現し歌う生粋のアーティストで、ディディットは寡黙な職人的なギタリスト。この2人のバランスは見事で、彼らのライブ・パフォーマンスを観たらきっと虜になると思います。今回、そんな彼らの魅力が少しでも伝わったら嬉しいです。アルバムもぜひ聴いてみてくださいね。
〈TOWER ASIA DOOR〉はアジアのアーティストの楽曲をたくさん紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。今回TOWER DOORSが紹介した楽曲を収録したアルバム『On Different Days』は各種配信サービス、そしてレコードでもリリースされております! お見逃しなく。
RELEASE INFORMATION
STARS AND RABBIT 『On Different Days』 Green Island／Trapped Animal （2021）
リリース日：2021年6月25日
配信リンク：https://lnk.bio/starsandrabbit
TRACKLIST
1. Merry Alone
2. Moon Lone City
3. Who Am I Now?
4. Misty Garden
5. One Foot
6. Library Of My Mind
7. Pretty Anticipated
8. Time Traveller
リリース日：2021年6月25日
品番：BRRCD-067
フォーマット：LP
価格：3,300円（税込）
TRACKLIST
SIDE A
1. Merry Alone
2. Moon Lone City
3. Who Am I Now?
4. Misty Garden
SIDE B
5. One Foot
6. Library Of My Mind
7. Pretty Anticipated
8. Time Traveller
