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STUFF LIKE THAT!
クインシー・サウンドを作り出したさまざまな才能たち

 リーダー作やプロデュース作を通じて、活動開始してからジャズ〜ポピュラー畑を中心に数多くのミュージシャンやソングライターたちと関わってきたクインシーだが、何しろ50年代に活動を始めているわけで、後にジャイアンツとなる人たちとも若い頃に関わっていたりするのは当然だろう。そうしたジャズ界の同輩はもちろんながら、ブレーンとして重用した面々となると、すでに名のある顔ぶれ以上に、無名の段階からクインシーにフックアップされ、そこから名を上げて大きくなっていった面々が思い浮かぶ。

 まず名が挙がるのは、英国のバンドであるヒートウェイヴで活動していたソングライターのロッド・テンパートンだろう。また、スティーヴィー・ワンダーのバックにいてマイケル・ジャクソンも支えた鍵盤奏者のグレッグ・フィリンゲインズもそうだし、ブラザーズ・ジョンソンでブレイクしたベーシストのルイス・ジョンソン、そして他にもドラマーのジョン・ロビンソン、パーカッション奏者のパウリーニョ・ダ・コスタ、シンセなどを操るマイケル・ボディッカーもいる。さらに、彼らの作り上げたサウンドを独特のスタイルで記録するエンジニアのブルース・スウェディンの存在も重要だ。

 他にもソングライターとしてはグレン・バラードやサイーダ・ギャレットがQ様のお抱えのような存在として活躍していたことも忘れてはいけない。確かな才能を見い出されたクインシーのブレーンたちはいまも多方面で影響力を発揮し続けているのだ。 *大原かおり

左から、ヒートウェイヴの77年作『Too Hot To Handle』(Epic)、ブラザーズ・ジョンソンの80年作『Light Up The Night』(A&M)、グレッグ・フィリンゲインズの84年作『Pulse』(Planet)、サイーダ・ギャレットの88年作『Kiss Of Life』(Qwest)