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ちょっと待ってよ、マンクーゾ

西山「最近聴いてるメタル系の音楽ってありますか?」

マルセロ「よく聴いてるのは、ブラジルのドクター・シンと、あとシンフォニー・エックス。暑くなると、ああいう激しい系が聴きたくなる。最高だよ。ちょっと変拍子も入ってるし」

西山「馬場君がインタビューで言ってたマッテオ・マンクーゾ、来日してたよね」

織原「今日はマルセロが何か言ったら、〈ちょっと待ってよ、マンクーゾ〉って言おうと思って用意してきた! (誰も突っ込まない)……あの指弾きでソリッドな弾き方をするギタリストは、あんまりいない?」

馬場「いないね。彼はピックで弾いたことないらしい」

織原「ピック弾きみたいなアクションだよね」

マルセロ「彼はフレットラップを付けて弾いてるんだよ。ベーシストっぽい動きだよね。

ブラジルではキコ・ルーレイロの先生モザルト・メーロ(Mozart Mello)っていうギタリストが指で弾いていて、ロックの演奏でもピック使わないの。彼がやっていた音楽もメタルとブラジルのミックスで、初めてブラジルでロックギターの教則本を作った人なんだよ」

鈴木「最近何を聴いてるかという話に戻すと、ここに来るまではモトリー・クルーを聴いてきたよ。今もメタルはたまに聴くけど、技術的に興味があるというより、ただ上がりたい気分の時に聴いてる。例えばコーンとかレイジ・アゲインスト・ザ・マシーンとか、当時リアルタイムで〈すげー〉って思ってたやつだね」

織原「コーンとかは、ちょっとお洒落じゃん。だってその頃、旧来のメタルというとおじさんっぽいイメージもあったからさ。ただ、ポール・ギルバートはちょっと明るいイメージがあって、ヌーノ・ベッテンコートも格好良かったけどね」

鈴木「かっこいいよね!!」

西山「ヌーノ、3日前ぐらいに〈イングヴェイ(・マルムスティーン)は凄い〉ってSNSに投稿してたよね」

鈴木「うそー!? 前に行ったジェネレーションXのライブで、ヌーノは他のギタリストに対してはリスペクトしながら紹介してたのに、イングヴェイにだけノーコメントだったんだよ」

ヤスナリオ「〈感情を込めた速弾きができるのはイングヴェイだけ〉って書いてたね。すっごく褒めてたよ」

 

イングヴェイに会った(!?)マルセロ

マルセロ「はい! ここで面白い話があるんだけど、名古屋の有名ホテルでボサノバのBGM演奏をしてた時に、イングヴェイがいたの」

一同「イングヴェイが!?」

マルセロ「最初、イングヴェイみたいな人がいるなあって思ってたのね。で、よく見たら、イングヴェイがウィスキーを飲んでて。本人かもしれないから、ちょっとアピールしてみようかなって、仕事無視で速弾きしたの(笑)」

一同「(爆笑)」

マルセロ「そしたら、こっちに来てくれたの。でも興奮しすぎて、〈一緒に写真を撮りたい〉とか、何も言えなかった(笑)。ブラジルでもイングヴェイは難しい人って評判だったよ」

鈴木「ヌーノの件は、俺の推測だけど、イングヴヴェイって皆の悪口を言ってるらしいし、ヌーノも言われたことがあるんじゃないかな。きっと原因はイングヴェイにある!」

織原「当時、雑誌で色々言ってたし、ゴシップみたいな記事がいっぱいありましたよね。教則ビデオを並べて〈どれが太ってるか〉とか、今だと考えられないネタっぽい記事が昔はあった。そういう時代的な悪ノリもあった気がする」

ヤスナリオ「〈豚貴族〉とかね」

※太ったイングヴェイを揶揄したあだ名

鈴木「鳥貴族より先かな。鳥貴族の社長、もしかしてイングヴェイ好きだったりして」