西山瞳がニューアルバム『Songs』を2025年10月1日(水)にリリースする。
『Songs』は、ジャズピアニストであり、Mikikiの人気連載〈西山瞳の鋼鉄のジャズ女〉を執筆していることでも知られる西山瞳の、初期のオリジナル曲をピアノソロで再録した作品。

西山は『I’m Missing You』(2004年)以降、リーダー作・共作を含めて27作ものアルバムをリリースしてきた。本作は、なかでも根強い人気があるという初期の楽曲や、これまでにリクエストが多かった“You Are Not Alone”“SAKIRA”“Changing”などに加えて、新曲“Bye Bye Blue Fish”を含む全16曲をソロピアノで収録している。ピアノはファツィオリF156を使用しており、自然体で温もりを感じるピアノコレクションになっているそうだ。
西山のコメントは次のとおり。
今回はストーリー性のある作品ではなく、廃盤に収録されていた過去曲を記録に残したいという目的で、なるべく多くの楽曲を録音しました。日々の生活の中で、時折吹き込む風のように耳に入る、そんな作品になれたら嬉しいです。 西山瞳
西山のYouTubeチャンネルではアルバムのトレーラー動画が公開されている。
秘めやかに紡がれた珠玉のピアノコレクション『Songs』をぜひ手に入れてほしい。
RELEASE INFORMATION

リリ-ス日:2025年10月1日(水)
品番:MT-15
価格:3,520円(税込)
TRACKLIST(全曲 西山瞳作曲)
1. Bye For Now バイ・フォー・ナウ
2. Blue Nowhere ブルー・ノーウェア
3. Pescadores ペスカドーレ
4. Changing チェンジング
5. Standing There スタンディング・ゼア
6. SAKIRA サキラ
7. Just By Thinking Of You ジャスト・バイ・シンキング・オブ・ユー
8. Wright Flyer ライト・フライヤー
9. Bye Bye Blue Fish バイ・バイ・ブルー・フィッシュ
10. You Are Not Alone ユー・アー・ノット・アローン
11. Aprilis アプリリス
12. Fall フォール
13. Keys キーズ
14. This I Promise You ディス・アイ・プロミス・ユー
15. Blue And Blue ブルー・アンド・ブルー
16. Remains To Be Seen リメインズ・トゥ・ビー・シーン
西山 瞳 ピアノ、作曲 Hitomi Nishiyama piano, compose
2025年4月28日 東京都豊島区MERCY MERCYにて録音
録音、ミックス、マスタリング:春日洋
FAZIOLI F156使用
ピアノ技術:越智晃(Fazioli Japan Co., Ltd.)
デザイン:吉岡渉
LIVE INFORMATION
CDリリースライブ
2025年8月10日(日)京都・岡崎 NAM HALL(先行発売コンサート)
2025年9月13日(土)東京・渋谷ホール(先行発売コンサート)
2025年10月17日(金)東京・三鷹 Natural
2025年11月19日(水)愛知・名古屋 金山 Mr. Kenny’s
2025年11月22日(土)兵庫・神戸 甲南山手 gallery zing
PROFILE: 西山 瞳
1979年生まれ。2005年、〈横濱ジャズプロムナード〉のジャズ・コンペティションにおいて自身のトリオでグランプリを受賞。2006年、スウェーデン録音の1stアルバム『Cubium』をアミューズよりリリースし、デビュー。2007年に日本人リーダーとして初めて〈ストックホルム・ジャズ・フェスティバル〉に招聘され、2作のスウェーデン録音作品をリリース。2010年、米〈インターナショナル・ソングライティング・コンペティション〉で自作曲“Unfolding Universe”がジャズ部門の3位に入賞。2011年作『Music In You』は、CDジャーナル誌の2011年ベスト・ディスクに選出されるなど芸術作品として重厚な力作であると高い評価を得る。2015年にヘヴィメタルの名曲をカバーするユニットNHORHMを始動させた。アルバム『New Heritage Of Real Heavy Metal』はリリ-ス前よりヘヴィメタルとジャズの両面で話題になり、ジャンルを超えるベストセラーとなった。シリーズ3作はいずれも高評価、好セールスを記録。以降、文筆活動も通じてジャズとヘヴィメタルを横断した活動を継続中。タワーレコード運営のウェブメディアMikikiにて継続中の連載〈西山瞳の鋼鉄のジャズ女〉は、同サイトで圧倒的人気を誇る。2023年作『Dot』、2024年作『Echo』はジャズ、ヘヴィメタル、クラシックを踏まえた活動の集大成の連作として発表され、ストリーミングサービスを中心に世界中で聴きつづけられている。現在は自身のトリオを中心に全国のジャズフェスティバルやホール公演、イベント、ライブハウスなどで演奏活動中。オリジナル曲は高い作曲能力による緻密な構成とポップさの共存した、ジャンルを超えた独自の音楽を形成し、幅広い音楽ファンから支持されている。
ウェブサイト:https://hitominishiyama.net/