OPUS OF THE YEAR 2014
[特集]2014年の100枚+ ~100 ALBUMS YOU MUST BUY~
ゆく年くる年。ゆく音くる音。ゆきゆきて音楽――今年もいい作品は山ほどあったよね!という感慨と共に、この一年も終えることができそうです。でも、新年を清々しく迎えたいなら、これだけは聴くのを忘れちゃダメよ~、ダ(略)
【11】
海外ツアーやレディ・ガガのツアー帯同に伴って熱視線を集めたタイミングで世界にもいよいよ届いた鉄壁のファースト・アルバム。古参の父兄も分析好きもガチなメタラーも等しくブッ飛ばされておくのがモダンな鋼鉄の掟! *出嶌
【12】
傑作の誉れ高い2002年作『Sea Change』とほぼ同じメンバーで臨んだ本作は、ふんわりフォーク路線でまたも高評価を獲得。そんな彼が楽譜で発表した楽曲をジャック・ホワイトら20組が音源化した『Beck Song Reader』も話題に。 *北野
【13】
冒頭の“COLD BLUE”から骨太なグッド・ナンバーが続き、喜怒哀楽とアップダウンを繰り返してそのまま最後まで。この界隈でなくても、曲調と詞と声がここまで完全にハマったポップ・アルバムというのもそうそうなかったです。 *出嶌
【14】
2014年も活況を呈した日本のラウド界だが、電子音楽との融合をいち早く実践した──現行シーンの先駆けである彼らの最新作はやはり別格だった。あらゆるラウド音楽の要素を組み込んだマス・ロックの緻密な構成力たるや! *土田
【15】
前作同様に北川勝利のプロデュースで、渋谷系からエモいギター・ロックまでの25曲を声優らしい表情豊かな歌声で演じきった2作目。この後もSTUDIO APARTMENT、やくしまるえつことのコラボでさらに新しい扉をオープン。 *北野
【16】
KATY B Little Red Rinse/Columbia(2014)
ガラージ~グライムをポップに落とし込む作法は、アヌーシュカや、もっと言うとリリー・アレンに通じるものがありました。アルバムの待たれるサンファも客演した本作がチャート1位を獲るとは、やっぱりUK市場っておもしろい! *山西
【17】
タグ付けされなくても独特のシティー感を折衷ハーモニー・ポップで織り成してきた彼らが、ここにきて別種のユウトピア感に至った逸品。ここで管弦のアレンジを担う北園みなみの『promenade』も2014年指折りの話題作だった。 *出嶌
【18】
ソロ作も相次ぐなか、6MC+2DJ体制で届いた2作目。変形ビートも骨太に進化しつつ、新世代らしい脱力した風情から熱気溢れるラップへのシフトは、まるで後の風向きを予言するかのよう。その実力を改めて見せつけた。 *土田
【19】
21歳の憂鬱を描いた処女作。ハイムやビヨンセほかヒット続きのアリエル・レヒトシェイドと共に、グランジ、寝室R&B、インダストリアルなど時代の空気を丸呑みしていく姿には、不祥事&乳出し以上にドキッとしたよ! *山西
【20】
デヴィッド・フォスターが惚れ込んで口説き落としたというスウェーデンのバカテク・トリオは、フュージョンもEDMも同列に鳴らすキャッチーさでブレイク。日本盤で宇多田ヒカル“Automatic”をカヴァーしたのもイマっぽい? *北野
bounceの選ぶ2014年の100枚
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