2代目ギタリストのジッピー・メイヨ在籍時を中心としたこのBBC音源集も、3月に日本盤化されたばかり。ウィルコに負けず劣らずパブ・ロッキンなギターが聴けるのはもちろん、現メンバーの演奏も収録されてるんで、バンドの遍歴を追うのにも最適! *鮫洲
WILKO JOHNSON/ROGER DALTREY Going Back Home Chess/Universal/ユニバーサル(2014)
ウィルコのフィールグッド期からソロまでの曲を、ザ・フーのロジャーを歌い手に迎えて披露しているんだから最高に決まってるんべぇ! 衰えるどころかパワーアップした超タイトなギターが、格好良いんさ! *穴守
80年代のポスト・パンク・サウンドを現代に継承したマンチェスターの才媛です。えっ、場違いですって!? いえいえ、実は彼女のクールで尖ったギターは、ギャング・オブ・フォーを意識しているそうで、つまりウィルコさんの孫娘みたいな存在なんですのよ。 *梅屋敷
現代を代表するフィールグッドの正統後継者と言ったら、この若僧を置いて他にない! 音もまんまだけど、そもそもこの初作に収録されている楽曲のいくつかは、初期フィールグッドのレパートリーでもあるからな。微笑ましいほどのリスペクトぶりだっつーの! *鮫洲
本作や鮎川誠の93年作〈London Session〉への客演はもとより、ウィルコは彼らと幾多の共同ツアーやセッションを行い、言わばソウルメイト。シーナのロック魂をこれからも伝えてもらわなきゃならんから、ウィルコにはまだまだがんばってほしいんさ! *穴守