著者近藤真弥（こんどうまさや）

88年生まれ。クッキーシーン編集部を経て、フリーの編集／ライターとして活動中。幼い頃は、親にポストパンク、ニューウェーブ、ハウス、テクノなどを聴かされました。

フレッチャー（FLETCHER）『Girl Of My Dreams』クィアな愛や社会的メッセージを歌う。ロック色が強くポップな手堅いファーストアルバム

2022年12月02日

ロイル・カーナー（Loyle Carner）『hugo』ジャズやファンク要素が濃いビートと差別やルーツなどを掘り下げる聡明なラップを聴かせる傑作

2022年11月30日

フェニックス（Phoenix）『Alpha Zulu』80sの要素が濃い多彩なシンセと熟練のアレンジ力　職人技的な上質なポップソングでいっぱい

2022年11月25日

ヴィユー・ファルカ・トゥーレ&クルアンビン（Vieux Farka Touré & Khruangbin）『Ali』マリのギタリストと共同制作　ほのかにサイケデリックなグルーヴの洪水が圧巻

2022年11月08日

シャイガール（Shygirl）『Nymph』あらゆる時代の音楽を軽快に乗りこなしポップスターになりうる可能性を示した歌モノの力作

2022年10月25日

ホイットニー（Whitney）『SPARK』多面的なポップスと多彩なアレンジで優れたポップ職人であることを改めて証明

2022年10月14日

ケイトリン・オーレリア・スミス（Kaitlyn Aurelia Smith）『Let’s Turn It Into Sound』シンセサイザーとエフェクトを駆使した奇抜な電子音の世界

2022年09月28日

エイチ（Aitch）『Close To Home』ストーン・ローゼズ“Fools Gold”の引用などで地元愛を打ち出したマンチェスターのラッパーのファーストアルバム

2022年09月27日

ロイクソップ（Röyksopp）『Profound Mysteries II』ダフト・パンクやコクトー・ツインズを思わせるメロディアスな今年2枚目

2022年09月16日

ケリー・リー・オーウェンス（Kelly Lee Owens）『LP.8』スロッビング・グリッスルとエンヤに影響されたノイズと幻想性で音楽性を拡張

2022年09月13日

オービタル（Orbital）『30 Something』偉大な電子音を築いてきた貫禄が光るファーストアルバムの30周年記念作

2022年09月12日

スーパーオーガニズム（Superorganism）『World Wide Pop』現代への批評性を持った歌詞とハッピーでサイケなサウンドを深化させた2作目

2022年08月17日

ノーソー（NoSo）『Stay Proud Of Me』韓国系アメリカ人としての不安やストレス、孤独への優しい眼差しを繊細に表現するデビュー作

2022年08月10日

ハーキュリーズ・アンド・ラヴ・アフェア（Hercules And Love Affair）『In Amber』アノーニが深く関与したゴシックなサウンドが現代の気分と共振

2022年08月05日

サラマンダ（Salamanda）『ashbalkum』韓国拠点のDJ／プロデューサーデュオが生む極彩的かつ心地よいサイケデリアを醸すアンビエントな音像

2022年07月12日

ムーナ『MUNA』クィアな愛や感情の機微を歌う、フィービー・ブリジャーズ主宰のレーベルからの良質なエレポップ集

2022年06月29日

ゾラ・ジーザス（Zola Jesus）『Arkhon』スージー・アンド・ザ・バンシーズやコクトー・ツインズの匂いが嗅ぎ取れる80年代ポストパンク風の新作

2022年06月24日

ザ・スマイル（The Smile）『A Light For Attracting Attention』レディオヘッドとも異なる新バンドがついにアルバムを完成　先鋭的で鮮やかなサウンドが自由に笑う!

2022年06月15日

トムバーリン（Tomberlin）『I Don’t Know Who Needs To Hear This...』ニック・ドレイクやジョニ・ミッチェルが脳裏に浮かぶ、シンプルに見えて複雑なミニマルフォーク

2022年06月15日

エンジェル・オルセン（Angel Olsen）『Big Time』同性愛者である自身の心を認めたからこそ出逢えた、美しい光景と情動が描かれた感動的傑作　

2022年06月03日

4 5 6 7 8

RANKING人気記事

昨日

週間

月間

柴田淳って何だっけ?　救急救命士になり、白紙状態から辿り着いた新作『901号室のおばけ』の背景を明かす

インタビュー

2024年11月20日

THE TIMERSが現代社会に突き付けるメッセージ――忌野清志郎とZERRYが奮闘した88～89年を高橋Rock Me Babyが語る

インタビュー

2024年11月18日

WONK「自分たちを信じて音楽を作るだけ」久保田利伸らとのコラボも収めた原点回帰作『Shades of』を語る

インタビュー

2024年11月19日

コーチェラ2025の出演ラインナップ発表!　レディー・ガガ、グリーン・デイ、ポスト・マローン、ENHYPEN、XGら

2024年11月21日

B’z“イルミネーション”はパブリックイメージを打破する1曲に　朝ドラ「おむすび」に寄り添う新たな代表曲を聴き込む

2024年11月17日

THE TIMERSが現代社会に突き付けるメッセージ――忌野清志郎とZERRYが奮闘した88～89年を高橋Rock Me Babyが語る

インタビュー

2024年11月18日

B’z“イルミネーション”はパブリックイメージを打破する1曲に　朝ドラ「おむすび」に寄り添う新たな代表曲を聴き込む

2024年11月17日

人って変われるかも知れない――ジェンダー問題に深く踏み込んだ漫画「じゃあ、あんたが作ってみろよ」から得た気づき

2024年11月15日

グリーン・デイ、エミネム、プリンス、N.E.R.D、グウェン・ステファニー、Ken Yokoyama……2004年を彩った65作を一挙紹介

2024年11月13日

トム・ヨーク（Thom Yorke）来日公演で聴きたい1曲　レディオヘッドからザ・スマイルまでライター9名が全キャリアより選曲

2024年11月12日

キング・クリムゾン（King Crimson）『Red』はプログレの何を変えたのか?　50周年迎えた名盤の優れた魅力を再考する

2024年11月08日

AIシティポップが現代社会に問う〈創作とは何か?〉著作権問題など生成AI音楽の議論が抱える3つのポイント

2024年10月23日

Number_i『No.Ⅰ』は特別な作品だ――平野紫耀・神宮寺勇太・岸優太が独自の道を追求した1stアルバムを徹底考察

2024年10月04日

MISAMOが“NEW LOOK”で示した安室奈美恵へのリスペクト――新解釈&オマージュを込めたカバーとMVを考察

2024年10月16日

トム・ヨーク（Thom Yorke）来日公演で聴きたい1曲　レディオヘッドからザ・スマイルまでライター9名が全キャリアより選曲

2024年11月12日

人気記事一覧へ

RANKING人気レビュー

昨日

週間

月間

Bialystocks『Songs for the Cryptids』磨き抜かれた清水の如き透明感と瑞々しさが普遍性を湛えた職人技のポップス集

2024年11月20日

柴田聡子『My Favorite Things』ガットギターと多重ボーカル、80s調の打ち込みも交えて最新アルバムを弾き語り

2024年11月21日

スクエアプッシャー（Squarepusher）『Ultravisitor (20th Anniversary Edition)』鬼才としての評価を決定づけた傑作を本人監修の最新リマスタリングで再発

2024年11月21日

フューチャー（Future）『MIXTAPE PLUTO』急逝した従兄弟への想いも込めて　初期のオルターエゴも復活した最新ミクステ

2024年11月21日

谷村有美『Hear』ガールポップの教科書的名曲など含む89年の傑作がリイシュー!　西脇辰弥ワークスも存分に堪能

2024年11月05日

ずっと真夜中でいいのに。『虚仮の一念海馬に託す』ACAねの切実な歌、高密度な音、暗号のようで素直な感情を表した歌詞が尋常じゃなく凄い

2024年11月14日

SOPHIA『BOYS and』結成30周年にもう一度デビュー!　メジャー初作をオマージュし、“Believe”のセルフカバーも収録

2024年11月12日

ストレイテナー『The Ordinary Road』ツボを突くテナーならではの魅力を磨き上げた最新形サウンドが炸裂

2024年11月18日

ファントムシータ『少女の日の思い出』Adoプロデュースのレトロホラーアイドルによる1st　きくお、てにをは、小春、ユリイ・カノンらが作曲

2024年11月18日

VA『昭和40年男 presents ミッドナイトステーション～踊れ! ディスコ DE 歌謡曲～』EPO、西城秀樹、浅野ゆう子らのヒット曲や未配信が並ぶ選曲の妙はさすが

2024年11月14日

浅井健一『OVER HEAD POP』抑制効いた3ピースサウンドはブランキ―に通ずる部分も　言葉の力で社会に向き合う姿も頼もしい

2024年11月05日

谷村有美『Hear』ガールポップの教科書的名曲など含む89年の傑作がリイシュー!　西脇辰弥ワークスも存分に堪能

2024年11月05日

Ken Yokoyama『The Golden Age Of Punk Rock』Hi-STANDARDと同時代に活躍した90sバンドの曲を突き抜けたパンク愛でカバー

2024年10月28日

ずっと真夜中でいいのに。『虚仮の一念海馬に託す』ACAねの切実な歌、高密度な音、暗号のようで素直な感情を表した歌詞が尋常じゃなく凄い

2024年11月14日

Perfume『ネビュラロマンス前篇』新たなアプローチと優美な歌で大きな発展を遂げた近未来SF的2部作の1作目

2024年10月30日

人気レビュー一覧へ

Mikiki トレンド

# 漫画 # ずっと真夜中でいいのに。 # THOM YORKE # RADIOHEAD # 来日 # 小田和正 # MISAMO # 安室奈美恵 # 藤井風 # 三浦大知