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サウンドガーデンの『Ultramega OK』と並べて聴きたい作品たち

BUFFALO TOM Let Me Come Over Situation Two/Beggars Arkive(1992)

良いバンドなのに忘れ去られている感があったなか、この代表作が未発表のライヴ音源を加えてリイシューされたのは喜ばしいわ。88年のデビュー盤はJマスキスのプロデュースなんだけど、本作でもダイナソーJrに通じる渋く骨太なサウンドが魅力ね。 *アンジン

 

CAR SEAT HEADREST Teens Of Denial Matador/HOSTESS(2016)

サウンドガーデンとの仕事でも名高いスティーヴ・フィクスがプロデュースを手掛けた、シアトルの後輩バンドによる最新作。がさつな轟音ギターはモロに『Ultramega OK』を思わせるっすね。なお、UKのアマゾンズはA&M移籍後のサウンドガーデンっぽいので、聴き比べるのも一興。 *野比

 

ROYAL BLOOD Royal Blood WM UK(2014)

もっともサウンドガーデンの正統後継者ぶりを発揮している若手っつったら、やっぱりコイツらっすよね! 重量級の爆音ロックンロールな演奏もさることながら、ヴォーカルが意外とメロディアスな部分も通じるっす。リリースを間近に控えたセカンド・アルバムや〈サマソニ〉のステージも期待大! *野比

 

BLACK SABBATH Black Sabbath Vertigo(1970)

サウンドガーデンの音は、重々しくてメタリックなギター・リフと、納豆みたいに粘り気のあるリズムが印象的だね! で、ハナが真っ先に思い浮かべたのは、ブラック・サバスとレッド・ツェッペリン! グランジってガレージやハードコアと混同されがちだけど、ハード・ロックの要素も見逃せないっぽいね! *三崎

 

THE AFGHAN WHIGS In Spades Sub Pop/BIG NOTHING(2017)

サブ・ポップ経由でメジャー入りするも、セールス的に失敗したグランジ・バンドは多くいたわ。彼らもそう。だけど、この界隈では珍しく黒人音楽から強く影響を受けたサウンドが個性的で、再評価されてほしいわね。3年ぶりとなるこの新作でも、ソウルフルな歌声が健在で頼もしいわ。 *アンジン