DISCOGRAPHIC CELINE DION
セリーヌ・ディオンを知るための11枚
“Beauty And The Beast”のヒットを受けて制作された英語詞での2作目(通算11作目)。ウォルター・アファナシエフとリック・ウェイクを迎えた構成の狙いは明白だが、感傷的なバラードを立てた完成度の高さはマライアの雛形を凌ぐものとなった。ダイアン・ウォーレンが5曲を提供したほか、プリンス作の“With This Tear”も聴きものだ。
世界的に段違いの成功を収めたブレイク作品。デヴィッド・フォスターがメインでプロデュースにあたり、なかでも力強くエモーショナルな“The Power Of Love”が全米1位を記録した。基本的には前作を踏襲しつつより内面に近づいた愛のアルバムになっている。日本では95年に“To Love You More”を加える形でミリオン・ヒットになった。
世界で3200万枚のセールスを記録したモンスター・アルバム。全米No.1に輝いたダイアン・ウォーレン作の“Because You Loved Me”、さらに“It’s All Coming Back To Me Now”や“All By Myself”などの代表的なバラード・ヒット連発期の大作ながら、ライヴでお馴染みの“River Deep, Mountain High”がここにあるのも重要。
“My Heart Will Go On”を収録して引き続き3000万枚以上のセールスを叩き出した絶頂期の一枚ながら、ビー・ジーズやバーブラ・ストライサンドといった憧れの存在を招きまくった豪華な作品でもあり、イメージ以上に振り幅は広い。ダイアナ・キングのカヴァー“Treat Her Like A Lady”にはダイアナ本人とブラウンストーンを迎えている。
夫の病などに伴う長期活動休止を控えて用意した、華やかなディケイドを締め括るベスト盤。7つの新曲が用意され、ロバータ・フラック“The First Time Ever I Saw Your Face”のカヴァーやロバート“マット”ラングとのコラボなど多彩な面を見せる。マックス・マーティン組のアップ“That’s The Way It Is”はこの後に繋がる手合わせに。
出産を経てカムバックを果たした21世紀最初のアルバム。以降も彼女のテーマソング的な役割を果たしていくタイトル曲をはじめ、シャナイア・トゥエインがコーラスを務めた“Goodbye’s (The Saddest Word)”やダンス・ポップの“Sorry For Love”などエンターテイナーとしての幅広さを披露している。USを含めて各国でNo.1を記録。
シンディ・ローパー“I Drove All Night”のアップリフティングなカヴァーを先行カットにし、より積極的にイメージの刷新を図ったと思しき意欲作。同時代のブリトニーやカイリー的なサウンドも意識したのか、マックス・マーティン&ラミ・ヤコブ、キャシー・デニス、カーラ・ディオガルディなどのヒットメイカーがズラリと並んでいる。
フランス語作品や我が子に捧げる『Miracle』を経ての、英語詞での10作目。引き続き貪欲に多様なスタイルに挑んでおり、ジョン・シャンクスやベン・ムーディ、リンダ・ペリーら意図的に制作陣を変えてのロッキッシュな路線が目立っている。ニーヨのペンによる“I Got Nothin’ Left”やドリーム作の簡素な“Skies Of L.A.”がいい。
英語詞としては6年ぶりとなった一枚。ダブステップなどのエッジも加えつつアダルト・コンテンポラリー方面に揺り戻し、ベイビーフェイスらも起用して大らかな歌を聴かせた印象だ。シーア共作の力強い表題曲、スティーヴィー・ワンダー本人を招いての“Overjoyed”、ニーヨとのデュエット“Incredible”など名唱が連発される。
夫の死を乗り越えて自身を鼓舞するような、現時点での最新オリジナル・アルバム。デヴィッド・ゲッタやスティーヴ・アオキなど新たな出会いも活かし、ダンサブルな“Flying On My Own”などのアップにもストロングな個性を見せている。求められるクラッシーなバラードも現代的なポップ・チューンと巧みに共存させた好盤だ。
現時点ではこちらが最新の楽曲集となる、セリーヌ自身も出演した映画のサントラ。過去の名曲と共に5曲がエクスクルーシヴな新録となっていて、抑えめな表現力で切なく歌い上げるスロウの表題曲から飛翔感のあるダンサブルなアップ“I’ll Be”まで曲調は多彩だ。Dマイル制作によるレトロ・ソウル調の“Waiting On You”が心地良い。
OTHERDISCOGRAPHIC
ALBUM
La voix du bon Dieu(1981)
Céline Dion chante Noël(1981)
Tellement j’ai d’amour...(1982)
Les chemins de ma maison(1983)
Chants et contes de Noël(1983)
Mélanie(1984)
C’est pour toi(1985)
Incognito(1987)
Unison(1990)
Dion chante Plamondon(1991)
D’eux(1995)
S’il suffisait d’aimer(1998)
These Are Special Times(1998)
1 Fille & 4 Types(2003)
Miracle(2004)
Sans attendre(2012)
Encore un soir(2016)
COMPILATION
My Love: Essential Collection ...and more!










