DISC GUIDE

ピッグ・ライダーの発掘コンピとシンクロする、フライング・リザーズ初作やアリエル・ピンクのサイケ・ポップ名品などを紹介

【ろっくおん!】第38回 Pt.2

PIG RIDER Heterophonies/Bloody Turkey Sandwiches Sommor/ritmo calentito(2015)

 『The Robinson Scratch Theory』と同発されたこちらは、75年と74年の2作品をカップリングした2枚組。どちらも中古市場では100万円を超えるほどのレア盤で、CD化自体が奇跡と言われているわ。トラッド・フォークを下地に独特のユーモアとモンドなセンスを加えた楽曲がクールよ。 *アンジン

 

 

PASCAL COMELADE + LES LIMINANAS Traite De Guitarres Triolectiques Because/ritmo calentito(2015)

 ピッグ・ライダーを気に入ったなら、フレンチ・アヴァン・トイ・ポップの巨匠が南仏のガレージ・バンドとタッグを組んだこの最新作も必聴。コムラードによる遊び心に富んだ音飾とファズ・ギターのマッチングや、どこか無邪気な雰囲気が似ているぞ! *鮫洲

 

 

MAC DEMARCO Another One Captured Tracks(2015)

 いまのインディー・シーンでもっともピッグ・ライダーと感覚が通じ合うのは、この男に違いないわ。チープでホームメイドな演奏なのに、メロディーはしっかり立っている点ももちろんだけれど、徹底して力の抜けきった感じがそっくりね。きっと彼も流行や周りの評価なんて気にしていないはずよ。 *アンジン

 

 

THE FLYING LIZARDS The Flying Lizards Virgin(1980)

 実験精神に満ちたデビュー作。ダンボールやオモチャなど楽器以外のモノを使ったりして、やっていることは大して変わらない気もするけど、ピッグ・ライダーにないのは計画性と現代アート出身らしい批評性だな。こんな尖ったアルバムが大ヒットしたんだからスゲエ時代だよ。 *鮫洲

 

 

ARIEL PINK Pom Pom 4AD/HOSTESS(2014)

 トリッキーな仕掛けと毒気に溢れ返ったサウンドに立ち眩みを覚えるような、現代サイケ・ポップの名品。アリピンは天然のフリをしつつも周到なプロダクションを作り上げていますが、ピッグ・ライダーはナチュラルに彼と同じような場所へ辿り着いてしまった感じ!? 凄いんだか、ただの変人なんだか判断できません。 *逸見

 

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