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1. 出身地と音楽活動を始めたきっかけ(バンドであれば結成のいきさつ)について教えてください。

「ほぼ東京な埼玉県出身です。音楽を始めたきっかけは、父親がギターを弾いていたので家に楽器があったからです。でも始めたのは高校生からです」

2. 現在の音楽性に影響を与えたと思うアーティストや楽曲は?

「一番影響を受けたのはDuke Ellingtonの『Money Jungle』というコンボジャズのアルバムです。音楽でぶん殴る方法を学びました」

Asgeirもずっと好きです。一番好きなのは”Stardust”」

「最近の音楽でいうとMura Masaの『R.Y.C』というアルバムとか、Jimi Somewhereも大好きです。ぶっちゃけ今は細部まで丁寧に作り込んだ重たい楽曲に食傷気味で、いい意味で気が抜けてたり足りない楽曲にハマってます」

3. 今回TOWER DOORSで紹介した曲はどんなふうに生まれた曲で、どんなことを表現していますか?

“guitar boy”

「完全に原点回帰してますね。2021surviveにプロデュースしてもらった楽曲ですが、そこそこ得意なギターと、いまハマってるちょっと抜き感のあるエレクトロギターロックなオケに、日本のキャッチーなメロディを載せてみようってことでできた曲です。歌詞も自信あります」

4. 交流のあるアーティストでいま注目しているのは?

「2021survive周りは大体期待できますが、特に好きなのはLil Soft Tennisです。彼のリリックはとても良い」

illiomoteとかも好きですが、もはや勝手に売れそうです」

「さらに交流深いのだとthe McFaddinです。曲もですが、〈neighbors〉っていう企画を打ったり、バイタリティがあるところが好きなところかな」

5. TOWER DOORSは新しい音楽との出会いを提供することをコンセプトとするメディアですが、あなたが最近出会った新しい音楽は?

「同じプレイリストに入ってたアーティストですが、RHYME SOの”Fashion Blogger”という曲はすごく好みでした」

6. ライブやリリースといった今後の活動や、やってみたいことなど、これからの展望について教えてください。

「kyazmというソロ活動の他にもravenkneephaiS亜TOHの活動や、他にもgatokycohのレック、2021surviveのミックスやKen truthsのプロデュースなど、ローカルを中心に色々やっている自負はあるので、圧倒的なアウトプット量を見せつけて行きたいです。もちろん楽曲の良さ込みで。ライブも誘われれば大抵出ます。あとマネージャーめちゃめちゃ募集しています」

 

kyazmがもっとも音楽的に影響を受けたのは、ジャズ・ピアニストのDuke Ellingtonの作品だというのは驚きでした。kyazmが作り出す音楽の根底にある貪欲さや柔軟さは、ジャズ由来のセンスなのかもしれませんね。

また、最後のコメントにもあったように、kyazmはthe McFaddinやgatoの楽曲のリミックスや、S亜TOHによる新たなプロジェクト〈2021survive〉(コンセプトは〈2020年を「みんなで」生き抜いて、ポストコロナの世界で祭りをする〉)の作品のミックス/マスタリングを行っています。

ますます活動の場を広げ、それこそ〈圧倒的なアウトプット量を見せつけて〉いるkyazmが、これからどんな活躍をしていくのか。彼の今後に期待したいです。ぜひkyazmのTwitterInstagramをフォローして、動向を追ってみてください。