
脳動脈瘤の手術後に作った初のアルバム。この後デビューを後見するブラザーズ・ジョンソンの二人を歌と演奏と曲作りで大きく前に出し、なかでもハーヴィー・メイソンを交えた“Tryin’ To Find Out About You”などではルイスのベースが炸裂しまくる。他にもリオン・ウェアやポーレット・マクウィリアムズらがヴォーカルを担当。
チャカ・カーンとアシュフォード&シンプソンの歌う“Stuff Like That”がソウル・チャート1位を記録し、より親しみやすさを増したヒット作。パティ・オースティンとルーサー・ヴァンドロスが洒脱に送る“I’m Gonna Miss You In The Morning”、そのルーサーとグウェン・ガスリーによるドゥービーズのカヴァー“Takin’ It To The Streets”が出色。
プロデュース作品の大成功を受けてクロスオーヴァーを果たし、全米9位まで上昇した大ヒット作。大ヒットした“Ai No Corrida”もありつつ他はパティ・オースティンと新顔のジェイムズ・イングラムのクウェスト組に歌唱のメインを任せ、特にジェイムズは“One Hudred Ways”などのデビューに向けた上々の顔見世を果たしている。これがA&Mでの最終作に。
ニュー・ジャック時代のリズムを纏って多くのラッパーを迎え、ビバップからヒップホップまでを繋ぐ意欲に満ちた大作。レイ・チャールズ&チャカ・カーンと再演した“I’ll Be Good To You”をはじめ、セクシーなスロウ・ジャム“The Secret Garden”、新人テヴィン・キャンベルの“Tomorrow”など前線で機能するR&Bヒットが生まれた。
引き続き大御所から新人までを数多く招いて文化的な幅を広げた超大作で、時流を踏まえてクーリオらラッパーの割合が増す一方、ボノやフィル・コリンズも起用。新人タミアの名唱“You Put A Move On My Heart”も素晴らしい。過去名曲のリメイクも数多く、なかでもブランディ&ヘヴィDによる“Rock With You”が洒脱で最高だ。
名曲を後進たちが再演したトリビュート盤っぽい作りながら、半数ほどの曲にQ自身もアレンジやプロデュースでタッチしたセルフ・カヴァー集。ほぼR&B/ヒップホップ勢で固められ、“Soul Bossa Nova”をやるリュダクリスを筆頭に、エイコンやスヌープ、ジョン・レジェンド、スリー6マフィア、ジェニファー・ハドソン、Q・ティップら顔ぶれも豪華だ。
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