連絡ノート
部室に置かれたキャンパス・ノートを覗き見しちゃいましょう! 何やらおもしろそうなリイシュー盤が紹介されていますよ!!

 


 

CHILLI WILLI & THE RED HOT PEPPERS Kings Of The Robot Rhythm Revelation/ヴィヴィド(1972)

  まりあ先輩から会長の座を継がせていただいたので、これからは積極的に連絡ノートも執筆したいと思います。近頃の私は、70年代の英国ロックに興味がありますの。今回はそのなかでも入手したての作品を紹介しますね。パブ・ロックのお話が出たついでにまずはこちら、チリ・ウィリ&ザ・レッド・ホット・ペッパーズの72年作『Kings Of The Robot Rhythm』ニック・ロウをはじめとするブリンズレー・シュウォーツ一派がサポートを務めた作品で、米国のグッドタイム・ミュージックを英国流の洒脱なアレンジで楽しく聴かせてくれますわ。新作も楽しみなマムフォード&サンズが好きなら、ぜひ聴いていただきたいですね。

 

 

ANTHONY PHILLIPS The Geese & The Ghost: Definitive Edition Hit & Run/Cherry Red/OCTAVE(2015)

  続いては、ジェネシスの初代ギタリスト、アンソニー・フィリップスさんが77年に発表したソロ・デビュー作に、レア音源を多数収録した2CD+DVD仕様の拡張版『The Geese & The Ghost: Definitive Edition』。とても英国らしい叙情に彩られた名品で、ファンタスティックな雰囲気はプログレが苦手な女の子にもオススメです。

 

 

ZOOT MONEY'S BIG ROLL BAND Zoot! Live At Klook's Kleek Repertoire/ワサビ(1966)

 次にご紹介するのは、ズート・マネーズ・ビッグ・ロール・バンドの66年作『Zoot! Live At Klook's Kleek』。モッズの聖典とも言うべき名ライヴ盤が、モノラルとステレオの両方を収録した2枚組でリイシューされました。マネーさんの熱気溢れるファンキーなオルガンが非常に格好良く、思わず踊り出してしまいそうです。

 

 

BAD COMPANY Bad Company: Deluxe Edition Rhino(1974)

  最後はポール・ロジャースさんなどによるスーパー・グループ、バッド・カンパニー。74年のデビュー作が、2枚組の『Bad Company: Deluxe Edition』で登場しましたよ。未発表音源をまとめたボーナス・ディスクに加え、最新リマスターまで施されていて、オリジナル盤を持っている方でもこれは必携ですわ。余談ですが、私の父が経営する会社はグッド・カンパニーですので、ご安心くださいませ!