連絡ノート
部室に置かれたキャンパス・ノートを覗き見しちゃいましょう! 何やらおもしろそうなリイシュー盤が紹介されていますよ!!
1年坊主どもに乗せられてクソ真面目にトークしてしまった自分が恥ずかしい、2年の雑色理佳でございます。そういえばこんなノートがあったことを思い出したので、たまには私も最近ゲットしたCDについて書いてみましょうかね。まずは、初期4ADに在籍していたカルト・バンドのイン・カメラによる編集盤『Era』(4AD)。70年代末期にリリースされた7インチやEP、さらに未発表のライヴ音源などを大量に収録した2枚組で、恐ろしいほど空虚でネクラなポスト・パンクがクール! バウハウスやバースデイ・パーティ好きならマストっすよ。
さてお次は、フィル・マンザネラが発表した75年のファースト・ソロ・アルバム『Diamond Head』(Island/ヴィヴィド)。私と違って友達が多いらしく、ブライアン・イーノを含むロキシー・ミュージックの盟友はもちろん、ロバート・ワイアット、ジョン・ウェットン、チャールズ・ヘイワードらをゲストに迎え、無国籍情緒溢れるストレンジなサウンドを展開している名盤が、紙ジャケ仕様で嬉しいリイシューです!
続いての、ニール・ヤング先生による86年のライヴをパッケージングした『Live To Air』(The Store For Music/ヴィヴィド)も心躍る作品。先生のライヴ盤は数あれど、これほど各時代からの代表曲をセレクトした、まさにキャリアを総括したようなセットリストは他になし! しかも2時間強に渡る大ヴォリュームの2枚組で、ウハウハすぎるでしょ!
最後は、8年ぶりのアルバム『Strangers To Ourselves』も記憶に新しいモデスト・マウスが、2000年に発表したコンピレーション『Building Nothing Out Of Something』(Up/Glacial Pace)。長い廃盤期間を経てようやくCD化されたその内容は、活動初期のシングルやEP収録曲など他では聴けない音源を収めた、USインディー・ロック好きなら問答無用で押さえておきたい一枚です。オイコラ、1年坊主ども、いますぐ買いに走りやがれ!