DISC GUIDE

【特集:OPUS OF THE YEAR 2016】Pt.1 bounce編集部の選ぶ2016年の100枚・前編

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DMA'S Hills End Infectious/HOSTESS(2016)

いまかいまかと待たれていたブリット・ポップの回帰ブーム。その中心に立つのが、シドニー生まれのコイツらになろうとは! ジャージ姿もオアシス譲りの大合唱スタイルも初期ブラーっぽいサイケ感も、全部アッパレ! *山西

 

Especia CARTA VERSIONMUSIC(2016)

体制変更に前後したリリースの間は悪かったものの、いまやJ-Pop界の常道となったアーバンでファンクブギーな楽園の完成度は先駆者ならではの揺るぎのなさ。ここで試みられた地平線は各々の新しい年に伸びているはず。 *出嶌

 

KEVIN GATES Islah Atlantic(2016)

この界隈では遅咲きのルイジアナ産ラッパーが、シングル・ヒットを糧に三十路で辿り着いた初の公式アルバム。のびのびとメロディアスかつブルージーな歌フロウは説得力十分。「スーサイド・スクワッド」への曲提供もあった。 *出嶌

 

THE 1975 I Like It When You Sleep, For You Are So Beautiful Yet So Unaware Of It Polydor(2016)

80s初期の大衆音楽を咀嚼した本2作目がUSでもヒット。オルタナなUKロック集団という皮を破り、目下の好敵手はテイラー・スウィフト!? 単独公演が即完するなどその熱気は日本にも。 *山西

 

RIHANNA Anti Westbury Road/Roc Nation/ユニバーサル(2016)

全米1位の獲得週数が云々とか数字的なネタ以上に、(交際を公にしたと思ったらすぐ別れた)ドレイクと共にアーバン界をレゲエ色に染めたという点で重要な一枚。ドレッドも披露したことだし、このままその道を直進して! *山西

 

SIA This Is Acting Monkey Puzzle/RCA/ソニー(2016)

他者への提供予定曲を歌っただけあって、アデルビヨンセ風など楽曲性は時代のド真ん中! ショーン・ポールケンドリック入りのシングル版は新装盤で聴けるけど、すっげぇブスチャレ的なオリジナルのジャケを支持したい。 *出嶌

 

ZARDONIC Antihero eOne/ビクター(2015)

海外では前年リリースながら、日本盤化で話題になったヴェネズエラの〈スクリレックスmeetsスリップノット〉! 形容まんまのインダストリアルなメタルステップを轟かせ、ケミスツXmas Eileenのリミックスも手掛けました。 *出嶌

 

BJ THE CHICAGO KID In My Mind Motown(2016)

2016年も一過性ではない更新が見られたネオ・ソウル。その新たな顔役と言えるのがこの人で、時折オールド・ソウルな作法を交えながら、瑞々しくスマートな歌唱に新世代らしさを滲ませる。ceroの近作を好む邦楽リスナーにも。 *土田

 

ESPERANZA SPALDING Emily's D+Evolution Concord/ユニバーサルミュージック(2016)

トニー・ヴィスコンティ制作で、プリンスっぽいコンセプト名……なんて改めて思えど、ベースも歌も闊達な彼女のオルタナ・ファンクは無二で自由。ここに参加したカリーム・リギンスの活躍も2016年の重要トピックか。 *出嶌

 

THE HEAVY Hurt & The Merciless Counter/BEAT(2016)

CMタイアップにベスト盤の発表と良い流れをガッツリ作って本作で人気をダメ押しし、〈フジロック〉も大盛り上がり。ソウル味をゴッテリ盛り付けたガレージ・ロックに、腰をくねらせて応える以外なす術はなかった。 *山西

 

IGGY POP Post Pop Depression Caroline/Hostess(2016)

デヴィッド・ボウイと制作した『The Idiot』『Lust For Life』を念頭に置いていたというジョシュ・オムとのタッグ作。重厚なバンド・サウンドに乗るのは、ストゥージズとはかけ離れた知的かつ落ち着いた歌唱だ。68歳の進化に驚嘆。 *土田

 

KING We Are King KING/Pヴァイン(2016)

ロバート・グラスパー・エクスペリメント作品への客演などで話題となっていた女性3人組グループの初作。夢心地のアンビエンスを湛えたサウンドと色彩感覚に溢れたソフトなハーモニーが多様な耳にフィットしそうなR&B作品だ。 *土田

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