ディスコグラフィーと関連作で一望するベースメント・ジャックス栄光の20年!
★94年、クラブでの出会いをきっかけに結成。初の作品『EP1』を自主レーベルのアトランティック・ジャックスからリリース
★97年、XLと契約
◆97年、アトランティック・ジャックスのレーベル・コンピをリリース。
VARIOUS ARTISTS 『Atlantic Jaxx Recordings: A Compilation』 Atlantic Jaxx(1997)
★97年、初来日
ロックスミスのごんぶとグルーヴを転用したビッグ・チューン“Red Alert”や、ドラマ「相棒」でもリヴァイヴァルした(?)“Rendez-Vu”といった全英TOP10ヒットや賑々しい“Bingo Bango”などの重要曲を特盛りにした初のオリジナル・アルバム。ディスコ~ガラージ~ハウスがイキイキと展開される、楽しいアンセム集といった趣だ。
◆99年、MONDAY満ちるのリミックス・アルバムにて、“Cruel 2 Be Kind(Basement Jaxx Nite Dub)”をリミックス。
前作に続いてゴールド・ディスクを獲得したセカンド・アルバム。ケレ・ル・ロックを迎えて歌に寄ったキャッチーな“Romeo”をはじめ、シックをベタ使いしたディスコ・ファンク“Jus 1 Kiss”など、いま聴くとまた新鮮に感じられる人もいそうな人気曲だらけで、BJ流のカーニヴァルなノリはここで完成を見ることに。大胆なサンプリングもこの時代らしい。
◆2001年、ミッシー・エリオット“4 My People”をリミックス。欧州を中心にBJのヴァージョンが支持を集め、ベスト盤『Respect M.E.』にも収録されることに。
◆2001年、ダフト・パンクの“Phoenix”をリミックス。現在は『Daft Club』とかのコンピで簡単に聴けます!
◆2002年、ジャスティン・ティンバーレイクのソロ・デビュー曲“Like I Love You”をリミックス。『Essential Mix』にてチェックを!
ゲストとの化学反応をテーマにして、それまで以上にソング・オリエンテッドな作風に転じた3作目。イン・シンクのJCやスージー・スーといった人選も独特だが、なかでも重要なのはディジー・ラスカルをいち早く抜擢した“Lucky Star”か。一方で、シャーリーンやリサらファミリーの面々が目立つ場面も多い。
◆2004年、シャズネイ・ルイスの『Open』にて“Mr. Dawg”をプロデュース。
◆2004年、JC・シャゼイの初ソロ・アルバム『Schizophrenic』にて“Shake It”をプロデュース。
★2004年、〈フジロック〉に出演
★2005年、〈グラストンベリー〉にヘッドライナーとして出演
◆2005年、この時点での最新ヒット“Oh My Gosh”と“U Don't Know Me”を新曲として収めたシングル集をリリース。全英アルバム・チャートでNo.1を獲得!
◆2006年、レーベル・コンピ第2弾をリリース。シャーリーン・ヘクターのソロ曲“Holdin Me”などを収録。
VARIOUS ARTISTS 『Atlantic Jaxx Recordings: A Compilation Vol. 2』 Atlantic Jaxx(2006)
◆2006年、レディ・ソヴァリンの『Public Warning!』にて“Blah Blah”をプロデュース。
◆2006年、ロイ・エアーズの『Virgin Ubiquity Remixed』にて、“I Am Your Mind Part II”をリミックス。
シングル集のNo.1ヒットや全英アリーナ・ツアーの成功などに前後した、大物感バリバリの4作目。ゴージャスなオーケストレーションを配したヴォーカル・トラックの多彩さはラジオ状態で、リンダ・ルイスやリリー・アレンの抜擢も目立つ。ロビンを迎えた“Hey U”はこの時期のBJらしくファンファーレ・チョカリーアを丸使いした逸曲だ。
◆2006年、フェリックスとラス・ジョーンズが共同で『Gypsy Beats And Balkan Bangers Vol. 1』をコンパイル。フィリックスはリミキサーとしても参加。
◆2007年、ワフーの『Take It Personal』にて、“I'm Your Lover”に参加。
◆2007年、同名映画のサントラ『Vexille』に“Close Your Eyes”を提供。ヴォーカルはリンダ・ルイス!
◆2007年、マージナル・ビーツ系のコンピ第2弾『Gypsy Beats And Balkan Bangers Too』が登場。フィリックスはリミキサーとしても参加。
◆2008年、ラス・ジョーンズ監修のクンビア・コンピに、自身のEP『Planet 2』から“Shake Up”を提供。
◆2008年、シンディ・ローパーの『Bring Ya To The Brink』にて、“Rocking Chair”をプロデュース。
◆2008年、ヨー・マジェスティの『Futuristically Speaking... Never Be Afraid』にて、“Booty Klap”をプロデュース。
YO MAJESTY 『Futuristically Speaking... Never Be Afraid』 Domino(2008)
限定盤扱いだった『Zephyr』と対になった問題作。だが、多すぎるゲストとの贅沢な作りが各々から異形のポップネスを引き出してるから実は問題ない。パロマ・フェイスやケリス、アンプ・フィドラー、ホセ・ジェイムズらを起用したオルタナな作りに挑む一方、“Raindrops”におけるフィリックスの歌が特に印象的!
★2009年、〈フジロック〉に出演
◆2011年、オランダのメトロポール・オルケストとの共同名義による『Basement Jaxx Vs. Metropole Orkest』がリリース。オーケストラと声楽隊が往年のBJ名曲を再演した謎のゴージャス大作に。
BASEMENT JAXX,METROPOLE ORKEST 『Basement Jaxx Vs. Metropole Orkest』 Atlantic Jaxx(2011)
◆2011年、同名映画のサントラ『Attack The Block』をスティーヴン・プライスと共同で制作。本編は日本でもDVD化されています。
★2014年、〈フジロック〉に出演したとこ!