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相反するものを抱えたまま立ち続ける〈STYLE〉

同年12月23日、横浜スタジアムでの〈真冬の野外〉にて、1997年のあいだの活動休止と各メンバーのソロ活動が告げられた。「NHK紅白歌合戦」出場、秋元康プロデュース、最新鋭のクラブミュージック、あるいはオルタナティブロックを取り入れたアプローチ、海外ミュージシャンとの共演に至るまで、様々な方向性と結果を残したソロ活動を経て、“STORM”での鮮烈な帰還と『SHINE』(1998年)、『LUNACY』(2000年)という2枚のアルバムリリース、そして、2000年の終幕。どんなに完璧だと思っていた存在だって形を変えていく。変わらないものはないのだ。

その後、2007年の〈GOD BLESS YOU ~One Night Dejavu~〉と銘打たれた一夜限りの東京ドーム公演、2010年に本格的な復活〈REBOOT〉を遂げた。そして『A WILL』(2013年)、『LUV』(2017年)、プロデューサーにスティーヴ・リリーホワイトを迎えた『CROSS』(2019年)といったオリジナルアルバムのリリースや3度の主催フェス〈LUNATIC FEST. 〉などを経て、2023年には『MOTHER』とともに、本作の再録もリリースされ、ツアーも行われた。過去も未来も受け止めて、LUNA SEAは続いている。

今年2月、真矢の逝去が報じられた。昨年11月の〈LUNATIC FEST.〉のステージに立つ気丈な真矢の姿が思い出される。今はただ、感謝の気持ちと悲しさと寂しさがある。そして、約6年ぶりとなる新曲のリリースが発表された。タイトルは“FOREVER”だ。 変わらないものはない、のだけれども。それでも。相反するものを抱えたまま立ち続けること。それは30年前、彼らが〈STYLE〉と名付けたものである。LUNA SEAは続いていく。